著者 : 大藤崇
味わうこと、それは生きることーー 古い金庫から見つかった先祖たちの日記。 そこには、幕末から昭和にかけて、時代の大きなうねりの中でも愛情とユーモアを忘れず、“美味しく食べる”ことを大切にしてきた一族の生き様が刻まれていた。 古今東西のグルメも満載! 人々の知恵と絆が息づく「食」小説 生まれ落ち、天寿を全うするまでに、私たちは何回食事をするのだろう。 あのとき、あの瞬間、 「うまい!」と思った。 ほろ苦さを噛みしめた。 がんばれる力をもらった……。 「食」を通じて人生を愛し、味わう一冊。 一、先付 二、椀物 三、向付 四、鉢肴 五、強肴 六、止め肴 七、ご飯・止め椀・香の物 八、甘味
ある夏の日、僕は野球に恋をした 野球を愛するすべての人に捧げる、挫折と挑戦の物語 裕福な家庭に生まれ育つも、孤独を感じていた少年・蜷木崇。 そんな彼を支えたのは、ただ野球しかなかった。 「もう僕は決して逃げない」 そう決意した蜷木は、自らの手で野球人生を切り開いていくーー。 スランプや怪我を乗り越えながら、日本一をかけたアツイ戦いが今始まる! 【目次】 第一章 プレイ・ボール 第二章 フィルダース・チョイス 第三章 ビッグ・イニング 第四章 ドラフト 第五章 チェンジ 第六章 私を球場に連れて行って
インディアン諸部族、白人入植者、そしてロシア軍。 大地の覇権を懸け、戦いはやがて三つ巴の様相を示していくーー 仮想17世紀、北米大陸は白人による土地や資源の収奪が進んでいた。 「太陽を背負う女」ことツー・サンズをはじめとするインディアンたちは 地の利と知恵を活かして徐々に勢力を強め対抗していくが、 残忍で用心深い実力者ザ・プルートを前に一進一退の膠着状態が続いていた。 そこへ、老獪なアラスカ地区長官ザ・ウォーター率いるロシア軍が進出してきて……。 もうひとつの“アメリカ"誕生を描くスペクタクル大作! 第1章 集いし者たち 第2章 しのびよる影 第3章 ウィンターファイヤーワークス 第4章 拮抗する力 第5章 秘めたる思い 第6章 もう一つの戦い 第7章 決戦の時 第8章 新しい時代へ