小説むすび | 著者 : 大門剛明

著者 : 大門剛明

神都の証人神都の証人

出版社

講談社

発売日

2025年7月2日 発売

第16回山田風太郎賞受賞作! ここにもある袴田事件、免田事件、財田川事件、足利事件の理不尽。 生きるということは、かくも哀しく美しいものか。照らし出される司法の闇、冤罪の虚構、人間の絆。作家の才能に嫉妬する。-堀川惠子(ノンフィクション作家・代表作『教誨師』) 突然、父親を奪われた少女に救いは訪れるのか? 事件の謎は戦前から令和まで引き継がれ、慟哭の結末は我々に生きる意味さえ問いかける、前代未聞かつ究極の「冤罪」ミステリー。世代を超えて社会の歪みと戦い続ける者たちの行き着く先とはいったい何なのか。 時代を超えて受け継がれる法律家の矜持に心が震えた。-五十嵐律人(作家・代表作『法廷遊戯』) わたしはこれ以上のリーガルミステリを知らない。-染井為人(作家/代表作『正体』) 冤罪と冤罪で翻弄されたものたちが辿る刮目のドラマ。戦中、時局に媚びる社会情勢の中で苦悩する弁護士のギリギリの戦いは、本人が戦場に送られて戦争が終わってからも、正義を信じる弁護士や検事により引き継がれる。彼らが報われる日は来るのか? 社会のひずみを壮大なスケールで活写したリーガル・ミステリーの雄の渾身作。

反撃のスイッチ反撃のスイッチ

出版社

講談社

発売日

2017年11月15日 発売

大手人材派遣会社社長の娘を誘拐せよ。〔派遣時給400円〕負け犬たち、崖っぷちの逆襲!大手人材派遣会社社長・原沢は、弱者を社会のゴミ呼ばわりする発言が反感を買っていた。生活困窮者自立を支援するジョブトレーナーの沖田は就労生たちを金で誘い原沢の娘を誘拐するが、釈放の条件はむしろ原沢を困惑させる。社会の底辺からのリベンジは果たして成功するか? 書下ろしノンストップ・ミステリ。 大手人材派遣会社社長の娘を誘拐せよ。 〔派遣時給400円〕負け犬たち、崖っぷちの逆襲! 大手人材派遣会社社長・原沢は、弱者を社会のゴミ呼ばわりする発言が反感を買っていた。生活困窮者自立を支援するジョブトレーナーの沖田は就労生たちを金で誘い原沢の娘を誘拐するが、釈放の条件はむしろ原沢を困惑させる。社会の底辺からのリベンジは果たして成功するか? 書下ろしノンストップ・ミステリ。 柳瀬 真:大学院卒業後、社会に溶け込めずすぐに引きこもる。爆弾作りが趣味。 沖田郁男:生活困窮者支援のジョブトレーナー。誘拐を計画し柳瀬たちを誘う。 稲垣一星:ミュージシャン志望の金髪男。DVを受けて育つ。 上野美咲:AV出演までして、尽くした男に騙されたリストカッター。 序章 第一章 スターマリオ 第二章 身代金 第三章 時給四億円の契約 第四章 テロリストの遺言 第五章 反撃のスイッチ 終章

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