父の失踪とともに消えた自転車。その行方を追ううち、いつしか台湾から戦時下の東南アジアのジャングルへー。壮大なスケールで描かれる傑作長篇。2018年国際ブッカー賞候補作。
幼年時代の懐かしい匂い、よみがえる魔法の時間。1980年代初頭、台北。物売りが立つ歩道橋には、子供たちに不思議なマジックを披露する「魔術師」がいたー。台湾で今もっとも旬な若手による、ノスタルジックな連作短篇集。