著者 : 宝樹
宇宙の果ての本屋 現代中華SF傑作選宇宙の果ての本屋 現代中華SF傑作選
第41回 日本SF大賞 特別賞を受賞した立原透耶編纂の中華SFアンソロジーがついに発売。 『時のきざはし 現代中華SF傑作選』に続き、掲載作家は『三体』の著者劉慈欣と並び称される、王晋康や韓松、何夕といったベテランをはじめ、梁清散、陳楸帆、宝樹など、中堅・新人の全15人。陸秋槎氏の新作「杞憂」の初邦訳作品をはじめ、20年前にこのコロナ禍を予言したかのような「死神の口づけ」(潭楷)ほか、SFから幻想譚まで豊富な内容で、表題作「宇宙の果ての本屋」(江波)は本好きなら誰もが感動する一編となっている。
三体X 観想之宙【かんそうのそら】三体X 観想之宙【かんそうのそら】
アジアに初めてヒューゴー賞をもたらし、世界で2900万部、日本でも61万部を売り上げた『三体』三部作を、劉慈欣を敬愛する中国新世代のSF作家・宝樹が受け継いだ。『三体』で提示された謎のすべてが明かされる公式スピンオフ! (既刊へのアオリ) 現代中国最大のヒット作にして衝撃作! 『三体』 人類の命運は四人の面壁者の手に委ねられた! 『三体2 黒暗森林 上・下』 全世界に旋風を巻き起こした壮大な三部作、ついに完結 『三体3 死神永生 上・下』
時間の王時間の王
突然の事故をきっかけに、俺は人生のあらゆる瞬間に意識を移すことができるようになった。俺が叶えたいことはたったひとつ、子供のころに病院で出会った運命の少女のことだけだ…。自在に時を飛ぶ“時間の王”となった主人公の冒険と苦難を描く表題作、古代の蜀の都市・成都で、謎の女により不老不死にされた王が悠久の時をめぐる「成都往事」、店の名誉を守るため、三国時代の魏の曹操にラーメンを食べさせようとタイムトラベルした一行の奮闘を描く「三国献麺記」など、時間SFテーマの全七篇を収録。中国SFの超新星にして時間SFの名手が贈る、新時代の超絶エンタテインメント短篇集。
PREV1NEXT