著者 : 尾崎桂治
戦国の世が終焉に向かう時代、天下統一を目指した織田信長、豊臣秀吉、そして徳川家康。当時の朝廷や武家の動きなどを丹念に調べ、判明した事実を紡ぎながら、三人の英傑の生きざまを描く三部作。
戦国の世が終焉に向かう時代、天下統一を目指した信長、秀吉、そして家康。当時の朝廷や武家の動きなどを丹念に調べ、判明した事実を紡ぎながら、三人の英傑の生きざまを描く三部作。第三部は、徳川家康が権力を手中にしていく過程を江戸の開発との関連で見ていく。
信長、秀吉、家康。戦国時代の三人の英傑が、それぞれどのように天下人を目指したかを描く歴史三部作。戦国大名だけでなく、他の作品では滅多に登場しない家臣や地方豪族たちの動き、また当時の朝廷の様子についても丁寧に調べあげ、多くの歴史上の事実をもとに、見えてきた三人の人物像を描き出す。 第二部は『秀吉の栄華と臣従する家康』。秀吉はなぜ栄達に執着し、朝鮮征伐までも望んだのか。織田家相続を巡って争うも、後年秀吉への臣従を選んだ家康の生き方や心情も織り交ぜながら、豊臣秀吉という武将の実像に迫る。さらに秀吉の死後、各国の大名たちがどう行動し、どのような思惑で戦国時代最後の大戦「関ヶ原の戦い」へと向かっていくかもつぶさに描く。 目次 作者のことば 第七章 賤ヶ岳の戦いおよび小牧・長久手の戦い 第八章 秀吉の関白就任と家康の上洛 第九章 聚楽第への行幸と北条氏成敗 第十章 唐入りにともなう混乱と秀吉 第十一章 関白秀次事件と慶長の役、そして秀吉の死 第十二章 関ヶ原の戦いに至る二年間
戦国の世が終焉に向かう時代、天下統一を目指した信長、秀吉、そして家康。当時の朝廷や武家の動きなどを丹念に調べ、判明した事実を紡ぎながら、三人の英傑の生きざまを描く三部作。第一部は織田信長に焦点をあて、その実像に迫る。