著者 : 山口ヨシ子
歓楽の家歓楽の家
ニューヨークで生きていく、美しく── 20世紀転換期の上流社会。未婚の女性リリー・バートは、社交界の花と謳われながら、心の奥に空虚さを感じていた。リリーの苦悩に、人びとの欲望がからみつく。 女性初のピューリッツァー賞を受賞したイーディス・ウォートン(1862–1937)の代表作『The House of Mirth(1905)』を豊富な訳注とともに新訳で送る。
夏夏
「チャリティ(慈悲)」と名付けられた、複雑な出自をもつ若い娘のひと夏の恋──ニューヨークの上流社会を描いた『歓楽の家』、『無垢の時代』で知られ、女性初のピューリッツァー賞を受賞したウォートン中期の名作、本邦初訳 夏 訳注 イーディス・ウォートンと脱出を夢見る異端者たちーー『夏』を中心に 訳者あとがき
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