著者 : 岡沢六十四
美味しい料理でワガママ王女様も大満足!! 異世界から召喚されたキダンが、スキルを超えたギフトと呼ばれる力《至高の担い手》によって開拓した農場。 その農場で作られる作物を狙って現れたエルフの盗賊団や、ミルクを出すサテュロスが新たに農場に加わったことにより、キダン達の暮らす農場はさらなる発展を続けていた。 一方、魔族の長である魔王ゼダンは人間国との長年の戦いに終止符を打つため、悪政を敷く人間国の国王に対して挙兵し、見事勝利を収めた。 キダンは生き残った人間国の王女レタスレートが新たな争いの火種となるのを避けるため、レタスレートを農場へと迎え入れることに。初めは自由奔放な振る舞いで周囲を振り回すレタスレートだったがーー。 「王宮で食べたどんな御馳走より美味しいわ!!」 食事の美味しさと、農場の住人との触れ合いに感化されて、徐々に打ち解けていきーー!? 未開の土地を賑やかな隣人達と開拓していく、異世界スローライフ、第4幕!
魔王軍でありながら魔法が使えない暗黒兵士ダリエルは、 才覚と行動力を武器に四天王補佐に上り詰め、辣腕を振るっていた。 だが四天王が代替わりした途端、ダリエルは軍を解雇されてしまう。 失意に暮れるダリエルだが、人間の村に辿り着き、 魔族には使えないはずの冒険者のスキルを開花させる! 「俺は……、人間だった?」 第二の人生をこの村で送ると決めたダリエルのもとに、 続々舞い込む依頼!トラブル!いちゃもん!決闘!! 天性のスキルと古巣で鍛えた調整力で、元・暗黒兵士がすっきり解決! 書き下ろしエピソードを加えて待望の書籍化!!
エルフの盗賊団、襲来!? 異世界から召喚されたキダンは、スキルを超えたギフトと呼ばれる力《至高の担い手》と、伴侶となった人魚族のプラティをはじめ、賑やかな仲間と共に農場の開拓を進める日々を送る。 さらに、人魚の三魔女を新たに迎え入れ、のんびりと異世界農場ライフを満喫していた。 そんな平和な辺境の農場に現れたのは、人族と魔族、双方の領地で指名手配され、住処を追われたエルフの盗賊団! 農場の美味しそうな野菜を前に、盗賊らしく盗み食いするエルフ達だったが、進化したゴブリン達にあっさりと捕らえられてしまう。 協議の末、キダンは行く宛てのないエルフ達に衣食住を提供する代わり、農場で働いてもらうことを提案する。 そんなエルフ達によってもたらされたのは、農場が抱えていた物作り事情を大きく改善する知識と技術でーー? 未開の土地を賑やかな隣人達と開拓していく、異世界スローライフ、第3幕!
魔王と一緒にラクラク農場開拓ライフ!? 勇者として異世界に召喚されたものの、スキルを持っていなかったため、王国から未開の土地へと追放されてしまったキダン。 しかし、スキルを超えた能力であるギフトと呼ばれる《至高の担い手》の力と、伴侶となった人魚族のプラティ、最強と名高いドラゴンであり大食いのヴィールをはじめとした賑やかな仲間と共に、キダンはのんびりと農場の開拓を進めていた。 そんなキダンの住む辺境の地に現れた新たな来訪者は、なんと魔王!? 魔王ゼダンと名乗ったその偉丈夫は、キダンの元で囚われの身ーーもとい、日々農業で健康的な汗を流していた魔王軍四天王のアスタレスを取り戻すべく、単身、決闘を挑みにきていた! しかし、プラティのトンデモ発言により、事態は思わぬ方向にーー!? 未開の土地を賑やかな隣人達と開拓していく、異世界スローライフ、第2幕!