著者 : 岩瀬成子
谷川俊太郎、江國香織、川上弘美、角田光代らによる、佐野洋子『100万回生きたねこ』への、13人の作家によるトリビュート短篇集 佐野洋子『100万回生きたねこ』への、13人の作家によるトリビュート短篇集 江國香織「生きる気まんまんだった女の子の話」 岩瀬成子「竹」 くどうなおこ「インタビューあんたねこ」 井上荒野「ある古本屋の妻の話」 角田光代「おかあさんのところにやってきた猫」 町田康「百万円もらった男」 今江祥智「三月十三日の夜」 唯野未歩子「あにいもうと」 山田詠美「100万回殺したいハニー、スウィート ダーリン」 綿矢りさ「黒ねこ」 川上弘美「幕間」 広瀬弦「博士とねこ」 谷川俊太郎「虎白カップル譚」
1977年に刊行された佐野洋子の名作絵本『100万回生きたねこ』に捧げる短編集。人気作家13人による短編小説や詩のアンソロジー。 著者は、江國香織、岩瀬成子、くどうなおこ、井上荒野、角田光代、町田康、今江祥智、唯野未歩子、山田詠美、綿矢りさ、川上弘美、広瀬弦、谷川俊太郎。 江國香織 「生きる気まんまんだった女の子の話」 岩瀬成子 「竹」 くどうなおこ 「インタビューあんたねこ」 井上荒野 「ある古本屋の妻の話」 角田光代 「おかあさんのところにやってきた猫」 町田康 「百万円もらった男」 今江祥智 「三月十三日の夜」 唯野未歩子 「あにいもうと」 山田詠美 「100万回殺したいハニー、スウィート ダーリン」 綿矢りさ 「黒ねこ」 川上弘美 「幕間」 広瀬弦 「博士とねこ」 谷川俊太郎 「虎白カップル譚」
1966年、ビートルズが日本にやって来た!14歳の少女が住む小さな町にビートルズファンは一人だけだった。「あの時代」を等身大の少女の目でみつめた感動の書き下し長篇小説。
私は少し苛立っていた。下宿先の大家の千田姉弟のところへ次々訪れる女の子たち、気がつくと庭に投げ入れられているゴミ、押しつけられた仕事、好きな相手の過去をなじってしまった自分…そしてある日千田家の「事件」に巻き込まれ、人のもつ奇妙な弱さと強さを見た私は、いつか切羽詰まった苛立ちを忘れていた。著者初の恋愛小説。