著者 : 川端有子
子どもの本を学びたいおとなたちの入門書に待望の改訂新版登場! 初版刊行から約10年。子どもの本をとりまく状況の変化に対応するべく、一部構成を組みかえ、内容や表現、とりあげる作品を見直し。専門家によるコラムを新たに一本追加したほか、便利なおすすめブックリストも更新。子どもの本を扱うすべての人必携の手引書。
「世界で最も愛されているおとぎ話」がオリジナルのイラストとともに新訳で読みやすく。著者ボームの生涯から「オズ」の深読みまで、詳細な注釈によって大人から子どもまで楽しめる永久保存版の登場!
「世界で最も愛されているおとぎ話」がオリジナルのイラストとともに新訳で読みやすく。著者ボームの生涯から「オズ」の深読みまで、詳細な注釈によって大人から子どもまで楽しめる永久保存版の登場!
不朽の名作『ピーター・パン』に児童文学研究の権威が詳細な注をほどこし、作品背景やバリーについて、関連作品などをわかりやすくまとめた決定版。さまざまな読みや象徴性、その現代性などにも言及。
不朽の名作『ピーター・パン』に児童文学研究の権威が詳細な注をほどこし、作品背景やバリーについて、関連作品などをわかりやすくまとめた決定版。さまざまな読みや象徴性、その現代性などにも言及。
登場人物やあらすじは忘れても、不思議と記憶に残っている時代や時間がある。気鋭の児童文学研究者が、世界中の、また日本を代表する児童文学の名作を、「時」をキーワードに読み解き、読者と「時」と物語をつなぐ。
児童文学作品を原作とする映画・アニメが増えてきた。映像は、文字よりもはるかに強烈な印象をもたらす。『不思議の国のアリス』『若草物語』『小公子』『ピーター・パン』を取り上げ、原作と映画作品を社会的・歴史的文脈から考察。児童文学のメディアミックス研究に新たな可能性を示す。映像化された児童文学などの資料満載。 はじめに 1 『不思議の国のアリス』──ノンセンスに意味を求めて(吉本和弘) 2 『若草物語』──映画の四姉妹はどのように成長したか(横川寿美子) 3 『小公子』──母と息子の肖像(川端有子) 4 『ピーター・パン』──永遠の少年と変わりゆく家族(水間千恵) 資料 1 児童文学の映画化について勉強したい人のための文献案内 2 映像化された児童文学の古典 3 戦後に日本で公開された児童文学を原作とする映画