小説むすび | 著者 : 幸田敦子

著者 : 幸田敦子

城の王城の王

英国の名著、復活! 少年たちの罪深い心理を打ち開き、読む者の良心に問いかける、サマセット・モーム賞受賞作。11歳のフーパーの屋敷に、家政婦の母親ともども同居することになった同い年の少年キングショー。その日から、フーパーの執拗ないじめが始まった。二人の暗闘に、双方の親は全く気づかない。追いつめられるキングショー。そして衝撃の結末が……。 英国の名著、復活! 11歳。この上なく純粋で、何者よりも邪悪。積もり積もった忍耐がその時、限界に達した──。 少年たちの罪深い心理を打ち開き、読む者の良心に問いかける、サマセット・モーム賞受賞作。 11歳のフーパーの屋敷に、家政婦の母親ともども同居することになった同い年の少年キングショー。その日から、フーパーの執拗ないじめが始まった。二人の暗闘に、双方の親は全く気づかない。追いつめられるキングショー。そして衝撃の結末が……。MBE勲章受章作家が描いた問題作。『ぼくはお城の王様だ』を改題。 結末はこれしかありえない。 こんな話は大嫌いだと言ってくる人もいる。 だが、「むかしの自分を見る思いです」と言ってくれる人もいる。 あなたはひとりぼっちではない。 (著者あとがきより)

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