著者 : 弁当箱
世界中から才能が集うアダマス学園帝国で、今日も御杖霧生は異彩を放っていた。腕相撲、かくれんぼでも“技能”を駆使して千人斬り!悪目立ちは学園最強の天上生・レナーテにまで恨みを買い、決闘することに。そんななか暗殺一家の霧生の実家から殺し屋が学園に襲来する。狙いはー天上生の惨殺!?動機も不明なまま、いきなりレナーテが殺されそうになる危機に。五感を奪う強力な呪術を前に、“勝負”は愛すが“殺し”は嫌う霧生は、普段の笑みを消す。天上生すら歯が立たない相手を前に、静かに刀を抜くー「-霧立姫」“究極の勝利”にこだわる戦闘狂が、暗殺者から学園を守る爽快魔法バトルファンタジー!
暗殺一族200年に1人の逸材・御杖霧生は昂っていた。「幼馴染に勝つ時がきた」唯一自分を負かした神童少女に再戦を挑むため、負けず嫌いの少年が辿り着いたのは、異才集う難関校「アダマス学園帝国」。そこは、強者だけが“技能”を継承し、弱者は淘汰される学び舎だった。入学早々、ナメてくる上級生の骨を粉砕すると、「侮って来るやつ、倒すの最高!」と独自の魔術“桎梏・襲”で相手をがんじ搦めに。-速攻で学長に呼び出されるが、なぜか褒められて…?
異能力“音支配”を発現した神谷風人は、悪の組織『アノニマス』に所属し、死音と名乗りを上げた。パートナーのロールと任務を遂行しながら、かりそめの日常を生きる死音のもとに、自衛軍基地を壊滅させる任務が言い渡される。ボスのハイド、詩道と共に任務をこなしていく死音だったが、親友である御堂弦気が死音の前に現れー。なんとか撤退に成功するも、弦気が抱えていた秘密にショックを隠しきれない死音は、さらなる任務につくことに。それは、かつてボスの右腕であった“闇支配”宵闇を組織に復帰させることで…!?闇の世界に躍り出す現代異能アクション、第2巻!