著者 : 志賀直哉
城の崎にて・小僧の神様城の崎にて・小僧の神様
小説の神様と言われた志賀直哉。時代を経ていまなお、名文が光る短篇15作。秤屋に奉公する仙吉の目から、弱者への愛を描く「小僧の神様」ほか、「城の崎にて」「清兵衛と瓢箪」など代表作15編を収録する作品集。
暗夜行路 前篇暗夜行路 前篇
祖父と母との不義の子として生まれた宿命に苦悩する人主公時任謙作は、単身、尾道に向い、千光寺の中腹の家を借り、一人住いを始める。しかし、瀬戸内海の穏やかな風光も、彼の心に平安をもたらさない。長年月を費してなった志賀直哉唯一の長篇。
暗夜行路 後篇暗夜行路 後篇
京都での結婚、妻の過失、子どもの死などを経て、舞台は日本海を見おろす大山にー作者が人生と仕事の上で求めてきたものすべてが投入され、描き尽くされた、近代日本文学に圧倒的な影響を及ぼした代表作。
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