著者 : 時生彩
つがいの歯車(孤独な獣と静謐の檻)つがいの歯車(孤独な獣と静謐の檻)
亡国の王子・アカムの謀略で、危機に陥ったカガール帝国。その若き皇帝・サジエルの妃となったカナエは、不思議な力で帝国を救う。だがそれは、カナエが危険に直面するたびに発動する、命を削る恐ろしい力ー。そのことを知るサジエルはカナエの行動を制限し、王宮で穏やかに過ごさせようとする。一方サジエルの力になりたいと願うカナエは、その処遇に不満を感じ…。オリジナル恋愛小説サイト「アエカナミ」の大人気作品、書き下ろし第3巻。
つがいの歯車 さいごの王となくした記憶つがいの歯車 さいごの王となくした記憶
異世界の国、カガール帝国の若き皇帝・サジエルの元に嫁いだカナエ。「結婚は義務」と言い放つサジエルの心を動かそうと、カナエは孤軍奮闘し、やがてその努力は報われ二人の心は通じ合う。そしてようやく、愛のある新婚生活がはじまった。しかし間もなく国境付近に無法者たちが集結しはじめ、サジエルはその対策に追われるようになる。王宮の雰囲気もただならぬ様子。ひとり何も知らされず困惑するカナエに対し、サジエルの反応はなぜかよそよそしくてーオリジナル恋愛小説サイト「アエカナミ」大人気シリーズ、待望の第2巻。
つがいの歯車つがいの歯車
雪の舞う成人式の日、会場に向かう途中でうっかり足を滑らせ意識を失ったカナエ。気がつくと何故かそこは異世界だった…!しかも、救ってくれた優しい貴族の熱心なすすめで、落ち着く間もなく結婚することに。相手はなんと、密姿端麗、完全無欠、みんな憧れてやまない、この国の若き皇帝サマ!!愛のない義務としての結婚と理解しつつも、感情すら感じられない皇帝サジエルの瞳に苛立ちをおぼえるカナエ。そして迎えた初夜、とうとう我慢の限界がきた彼女のとった行動とは…。
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