著者 : 李光洙
無情(904;904)無情(904;904)
日本への留学を果たし、前途有望な英語教師・李亨植。裕福な両班の娘・金善馨の個人教授を頼まれ、初めて年頃の女性に接し浮き立つ彼の前に、幼い頃思いを寄せ合うも消息が途絶え、いまや妓生となった恩師の娘・朴英釆が現れるー。旧弊な社会と新文明の光明の間で揺れる日本統治下の若き男女の姿に祖国啓蒙の意を重ねて綴られた韓国文学初の近代長編小説にしてハングルで書かれた初めての知識人小説。
端宗哀史(上巻)端宗哀史(上巻)
叔父・首陽大君(のちの世祖)により17歳にして王位を追われ殺害された朝鮮王朝第6代国王・端宗の悲劇を、朝鮮・韓国近代文学の祖、李光洙が活写する歴史小説。上巻は、父王・文宗の死から首陽大君のクーデター(癸酉靖難)まで。
端宗哀史(下巻)端宗哀史(下巻)
叔父・首陽大君(のちの世祖)により17歳にして王位を追われ殺害された朝鮮王朝第6代国王・端宗の悲劇を、朝鮮・韓国近代文学の祖、李光洙が活写する歴史小説。下巻は、義臣(死六臣)たちの復位計画の失敗、君への降格、謫所での最期まで。
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