著者 : 李浩哲
南のひと北のひと南のひと北のひと
1950年6月25日に勃発した朝鮮戦争が、作者と民族の運命を変えた。高校三年で人民軍に動員され、国軍の捕虜となって釈放後に越南した作者は、その切実な体験をもとに、戦争という極限状況下で出会った北と南の人びとのイデオロギーでは割り切れない人間本来の姿を活写する。統一への希求を結晶化した現代韓国文学の代表作。大韓民国芸術院賞・大山文学賞受賞。
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1950年6月25日に勃発した朝鮮戦争が、作者と民族の運命を変えた。高校三年で人民軍に動員され、国軍の捕虜となって釈放後に越南した作者は、その切実な体験をもとに、戦争という極限状況下で出会った北と南の人びとのイデオロギーでは割り切れない人間本来の姿を活写する。統一への希求を結晶化した現代韓国文学の代表作。大韓民国芸術院賞・大山文学賞受賞。