小説むすび | 著者 : 村カルキ

著者 : 村カルキ

悪役貴族として必要なそれ 2悪役貴族として必要なそれ 2

出版社

KADOKAWA

発売日

2024年4月30日 発売

青年は気がつくと、愛読していた小説の極悪侯爵・アブソリュートとして転生していた! いずれ迎える破滅エンドを打ち砕くため、イベントのフラグをすべてへし折ることを誓うアブソリュート。 そんなある日、隣国・レオーネ皇国で起きた反乱を抑えるため、援軍として呼ばれることに! 本来は勇者に起こるはずのイベントで、悪役貴族・アブソリュートは民衆を救い、レオーネ王女を救うことができるのか! 孤高で孤独の悪役貴族・アブソリュートの破滅の運命を変える! 大人気ダークファンタジーの第二弾!全編完全書下ろしで収録。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ■期間限定特典:『悪役貴族として必要なそれ』書き下ろし短編小説 WEBで読める期間限定公開の書き下ろし小説 ※閲覧期限は2024年8月31日まで ※ご使用端末によっては読み取れない場合がございます ※パケット通信料を含む通信費用はお客様のご負担となります ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その勇者、虚ろにつき 勇者は少女を救えない(1)その勇者、虚ろにつき 勇者は少女を救えない(1)

剣と魔法の世界、魔王との戦争に明け暮れる同盟四国の一国、ノル国は国秘とされる召喚魔術により、現代世界より呼び寄せた勇者で魔王を倒そうとする。しかし、現れた勇者は魂が空洞の殺人鬼だったーー。魔王に浸食されつつある国を救うため、異世界から勇者を召喚したノル国だったが、何を間違ったか、人間の心を置き去りにした怪物を召喚してしまった。「勇者」の名はカゲイ・ソウジ。彼は物事の判断を自分の中での、理由なき決めごとの結果に従う。そこに理屈は存在しない。召喚後、青空の下で姫を殺め兵士たちを抹殺し、城を颯爽と出ていくが、その理由も「晴れていたら殺す、曇天なら生かすと決めていたから」でしかなかった。そんなソウジは森で奴隷の少女ミトスに助けられ、成り行きで行動をともにすることに。ミトスとの道程には、しばし穏やかな時間が流れるが、それもつかの間、「攪拌者(ミキシング)」と名付けらられたソウジには、勇者抹殺の命を受けた強力な追手が迫っていた……。運命に妥協なき! 唯一無二のソリッド・ダークファンタジー。 第一章 雲ひとつ無き、青空の下で/第二章 追う者たち/第三章 私は人間だ/第四章 それを恋と呼びことを、少女はまだ知らない/それが幸福だとは、勇者は知ることができない/エピローグ 勇者は少女を救えない

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