第66回芥川賞受賞『オキナワの少年』から32年。全身文学者・東峰夫ならではのペーソス溢れる自叙伝的小説。
沖縄の現実を少年の曇りない眼で捉えた芥川賞受賞作と、都市の底辺を彷徨うオキナワ少年を描く長篇二本。「オキナワの少年」「島でのさようなら」「ちゅらかあぎ」収録。(北澤三保)