著者 : 東映
2018年の新たな始まりの日。世界崩壊を懸けたすべての戦いの記憶をなくし、仲間たちとの高校生活を謳歌するソウゴたちの姿がそこにはあった。だが、それを見守る歴史の管理者・ウォズには奇妙な違和感が。「何者かが…歴史に干渉している…?」。2018年に向かったウォズが目にしたのは、アナザーライダーに襲われるソウゴたちだった…!
桜井侑斗にとつぜんデンライナーのオーナーから、緊急鉄道電報が届いているとの知らせが入った。電報は12世紀に発信されたらしい。内容は、「テンオウ シスカ シタケ セラ」とカタカナで印字されていた。一体これは何かと考え込む侑斗だったが、良太郎の「これって誰かが助けをもとめてるよね」という一言が、大きな決断をさせた。さっそく侑斗はデネブと共にゼロライナーで、無限につづく時の砂漠を12世紀に向かって進むのだが、そこには…。12世紀末の海にゼロライナー沈没。そこから始まる冒険が、世界史を揺るがす大事件へと…
二十歳になった鎮宮影正は父・鍵臣の命令でトルキア共和国の地下都市に潜入した。そこでは、災害をのがれて避難してきた子供たちが徒党を組み、住み処を奪い合っていた。影正のミッションはライダーシステムの実験をするために、ベルトとロックシードを子供たちに配ることだ。もちろん影正が貴族であることはトップシークレットだ。そんな影正に鋭い目をした一人の少年が声をかけた。「お前は貴族か?」…狂気が蔓延している地下都市で少年たちが殺し合う姿を見る影正は、次第に父親の考えに大きな疑問をもちはじめる。
聖都大学附属病院小児科兼電脳救命センターで働く宝生永夢に、差出人不明の小包が送られて来た。中には、「マイティノベルX」と書かれたガシャットが入っていた。まさか、天才ゲームクリエーター檀黎斗からの挑戦!?いや、彼は消滅したはずだ。一体、誰がこんなものを…。永夢は瞑想し、一度だけ深呼吸をした。迷いのやわらいだ永夢は、ガシャットの起動スイッチに指をかけた。ゲームスタートー!!
眼魔世界の創世、アドニスとダントンの確執、そして百年戦争の混乱に乗じて幼いマコトとカノンを連れ出すゴーダイの想いを描く第一章。若き天空寺龍の過酷な運命、眼魔世界から迫る魔の手、最初にして最後の変身をする第二章。ダントンによって改造を施されたクロエを救おうとするタケル、決断の第三章。全三章からなる『仮面ライダーゴースト』の過去と現在、そして未来を描く大巨編。
2年前、剛が持ち去ったシグナルチェイサー。チェイスの死を胸に秘め、新しいドライブシステムのきっかけを求めて、剛は再び日本に戻ってきた。ところが、突如として夜の街が大規模停電に見舞われる。似ている!剛の脳裏に暗黒の聖夜事件がよぎった。ロイミュード?いや、ロイミュードはすべて撲滅したはずだ。これは単なる偶然なのか、それとも…。剛の不安の通り、過去に起きたロイミュード事件に酷似した現象が続発。剛は再びマッハに変身できるのか!?
呉島貴虎は、いまだ“ヘルヘイム”の力を悪用し続けるユグドラシルの残党を探して世界各地を飛び回っている。一方、沢芽市では呉島光実やザックたちの前に、謎のカルト集団『黒の菩提樹』を率いる、生者とも死者ともつかぬ狗道供界が現れる。鎧武外伝シリーズで描かれてきた供界が目指す救済とは?