著者 : 梨沙
『つつじ和菓子本舗』で修業中の多喜次は、相変わらず他人のために奔走する毎日。最近は、想い人である祐雨子の友人・亜麻里からの熱心なアプローチを無下にできず、困っている。そんな中、柴倉と祐雨子が急接近!和菓子職人として先を行く柴倉へのコンプレックスもあり、珍しく落ち込む多喜次だが…?多喜次の長い片想いに決着の時が…!?シリーズ完結。
『つつじ和菓子本舗』で修業中の多喜次は、アレルギー持ちでも食べられる和菓子ケーキを考案したり、父を喜ばせたいという少女の和菓子作りの手伝いをしたり、他人のために奔走する日々。看板娘・祐雨子への片想いも継続中で、同僚の柴倉との恋の攻防も相変わらずだ。そんな中、祐雨子の友人・亜麻里と知り合い、祐雨子や柴倉も含め、四人で出かけることとなり…?
九十九市の怪異をなんとか解決したものの、破魔の力を失った刻子。ジャンのプロポーズを受け入れた彼女は、様子のおかしい彼を心配し、一緒にイタリアに向かうのだが…。そこで知る、あまりに悲惨なジャンの過去と、彼の背負う罪。「あなたと一緒にはいられない、僕のことは忘れてください」ジャンからの決別の言葉に刻子はー!?二人に最大の試練が襲いかかる!!美形でオタクなエクソシストと霊感女子高生の恋愛怪奇譚、堂々完結!
兄が営む『鍵屋甘味処改』のお隣、『つつじ和菓子本舗』で和菓子職人修業中の多喜次。看板娘・祐雨子への片想いは相変わらずのままだ。おまけに、新しく入ったバイトの柴倉はイケメンで客受けがよい上、多喜次よりずっと技術がある。のみならず祐雨子とも打ち解けている様子で、多喜次は気が気じゃない。そんなある日、おやっさんが自殺志願者の小林を拾ってきて…?
神無の思いが通じ華鬼は隠れ家の別荘から鬼ヶ里に戻ったが、依然としてお互いに相手への感情を整理できない。ぎこちない共同生活を続けるふたりに幸せの気配が訪れた矢先、鬼と花嫁の結婚決定権を持つ選定委員が現れ、華鬼への闘争心を燃やす響は神無の白肌に求愛の印を刻み込む。傑作学園恋愛伝奇、感涙の完結巻!
多喜次は兄が営む『鍵屋甘味処改』のお隣、『つつじ和菓子本舗』の看板娘・祐雨子に絶賛片想い中。祐雨子と兄は幼なじみで、彼女はかつて兄に恋をしていた。少しでも自分を見てほしいとプロポーズした結果、答えは保留。断られたわけではないし、諦めるつもりはない。そして高校卒業後は『つつじ和菓子本舗』へ住み込み、和菓子職人として修業の日々が始まるが…?
女子寮の外で神無をいきなり抱きしめキスをする華鬼。ついに二人の愛は成就するのかと思いきや、華鬼は忽然と高校から姿を消す。華鬼の真意はいったい…?第3巻は文化祭、ハロウィンとイベントも目白押し、学園恋愛伝奇の面白さ最高潮!
仕事を失った青年の願いを叶えるべく、彼を訪ねてきた猫。かつて飼っていた猫に会えるという噂のある、ちょっと不思議なホテル。猫飼い放題の町で出会った彼と彼女の恋。猫が集まる縁結びの神社で起きた、恋と友情にまつわる出来事。死後に猫となり、妻に飼われることになった男ー。人気作家が描く、どこかにあるかもしれない猫と誰かの日々。全五編を収録。
一族の巫女におりる神託によって繁栄してきた木津音家。だが、もう何年も神託がおりていない。分家の娘ながら御印のある紅葉は、本家に迎えられた。当主・寛人の目的は紅葉と神狐をつがわせ、次代の巫女を産ませること。寛人から道具扱いされ、寛人の娘で巫女の結花を慕う使用人たちから冷たく当たられー本家に報復するため、紅葉は神狐を巻き込み反旗を翻す…!
幾度も学園で命を狙われる華鬼の花嫁・朝霧神無は、黒服に導かれ華鬼の生家に幽閉される。しかし鬼たちの嫉妬と憎悪からは逃れられず、強力なクロスボウが神無に向けられる。神無を他の鬼に劣らず厭う華鬼は、己の花嫁の危機を守るのか、見捨てるのか?ネット発の伝説的傑作ファンタジー、鬼頭の生家編!文庫化記念書下ろし「渡瀬日記」収録。
ジャンが本気のプロポーズ!!刻子の答えはー!?水狐に捕らわれた刻子を救うため、奔走するジャン。かつてない危機に、ジャンに憑く悪魔がついに動き出すー!?美形でオタクなエクソシストと霊感女子高生の恋愛怪奇譚、待望の第5巻!
テストに文化祭、修学旅行と高校生らしい行事を終え、鍵屋へ顔を出したこずえ。祐雨子との関係は気になるものの、ひさびさに淀川と会えてうれしい。和菓子屋から来た客へお茶を出し、時々は淀川の助手として駆り出されるー平凡な日々が続くかと思いきや、淀川の元カノが現れる。過去に苦しむ淀川、そして、そんな彼を見守るこずえは…?人気シリーズ、完結!
今さら淀川と祐雨子の関係が気になってしまうこずえ。折悪しくテストの時期になり、しばらく鍵屋への出入りを禁じられてしまう。そんなある日、こずえが通う高校で鍵が絡んだ事件が起きる。淀川のおかげで事件が解決し、テストも終わり、鍵屋への出入りも解禁になったーのに、なぜか淀川がこずえに対してよそよそしい。そこへ、祐雨子を狙うストーカーが現れて…?
荒霊村に棲む祟り神・赤姫。祭事の夜、禁を破って外出した子供は彼女に“引かれ”、生きては帰れないー。村の高校生・モトキは、転入生の法介、村外へ進学した幼なじみの将親、薫、建太とともに、夏休みを過ごしていた。だが大祭の夜、法介の妹が“引かれ”てしまう。彼女を助けようと、五人は奔走する。そして、実は赤姫に“引かれ”た唯一の生き残りであるモトキは…?
待望のゴールデンウイーク。こずえが泊りこみで鍵屋を手伝いに来たところ、疎遠なはずの淀川の弟・多喜次が現れ、なぜか彼も泊まることに。翌日、淀川宛に謎めいた依頼が入り、三人は急遽『鍵屋敷』へ向かう。そこには老婦人・皐により、実力派の若手鍵師が集められていた。そして、屋敷中の鍵を開けてコインを集め、その数を競うという奇妙なゲームが始まって…?
冬休み、母とケンカをして家出した女子高生こずえは、ひょんなことから鍵師の淀川と知り合い、彼の家で数日間の居候生活を送った。今は母とも仲直りし、週末だけ淀川の仕事を手伝いに行っている。かつての依頼人から謎の荷物が届いたり、こずえを心配する母・夏帆がこっそり様子を見に来たり、必死の形相で女の子が飛び込んできたりー鍵屋は今日も忙しくて…?
冬休みに突入した午後、自分の出生にまつわる秘密を知ってしまった女子高生・こずえは母を一方的に責め、衝動的に家を飛び出した。ひょんなことから鍵屋を営む鍵師・淀川と知り合い、年齢を偽って助手として彼の家で居候することに。そこへ「亡き父が遺したものを知りたい」という依頼者たちにより、他の鍵屋で開けられなかった手提げ金庫が持ち込まれるが…?
刻子とジャンがついにー!?しかし新たな騒動が勃発!?刻子の前に現れた謎の狐面の男。九十九市の危機を予言し、刻子を助けに来たと言って連れ去ろうとするのだがー。美形でオタクなエクソシストと霊感女子高生の除霊ラブコメディ、恋が動く第4弾!