著者 : 梶山三郎
トヨトミの世襲トヨトミの世襲
「十年後にクルマの値段はいくらになると思いますか?」「今の半分くらい、でしょうか」「五分の一。六〇〇万円のEVが、一二〇万円になる。その時にEVは爆発的に普及する」…だとすればトヨトミ自動車四〇兆円近くの売上はどうなる?自動車産業は日本経済の屋台骨、その頂点に君臨するトヨトミが潰れる時は日本が潰れる時だ。
トヨトミの野望トヨトミの野望
愛知県豊臣市に本社を構える世界的自動車企業、トヨトミ自動車。フィリピンに左遷されていた武田剛平はどん底から這い上がり、社長に昇りつめた。創業家とはなんの関係もないサラリーマン社長はその豪腕で世界に先駆けてハイブリッドカーの量産に挑戦する。いっぽう、創業家出身の豊臣統一は入社以来、豊臣家の七光りと陰口を叩かれながらも、いつの日か武田剛平を越えてやろうと野心を抱いていた。自動車王国アメリカでのロビー活動、巨大市場中国の攻略、創業家との確執ー世界と戦う企業の経済戦争を描いた衝撃フィクション!
トヨトミの野望 小説・巨大自動車企業トヨトミの野望 小説・巨大自動車企業
“日本の救世主”は、ハズレ社員だった。創業家vs.左遷サラリーマン!血が勝つか、汗が勝つかー気鋭の経済記者が覆面作家となって挑むメディア禁制・28兆円のタブー!!
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