著者 : 森内俊雄
道の向こうの道道の向こうの道
一九五六年、大阪から上京し、早稲田大学露文科に入学。米川正夫ら教授陣、個性豊かな級友たち、コケティッシュな女学生、親戚のような大家夫妻や愛情深い両親の姿…。八十代を迎えた作家による自伝的連作集。
天の声天の声
生を少しずつ感知できなくなっていく男の不安と哀しみを描いた「天の声」、日常に欠けたささやかな意外性、創造の発見を求めてパイプを削る「サンライズ・クラブ」など、不可解な笑いの黒い影を淡々とした文体で浮き彫りにした最新作品集。
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