著者 : 橋本由美
青天の霹靂青天の霹靂
いつか、笑って振り返られる時がくる 将来を嘱望された、愛する息子たちを突然襲った不運。 膨大な日記、メール、手紙を紐解き、真実を追い求めた母が綴った記録。 今の苦しみは、五年後の心のしなやかな強さとなって 今の怒りは、一年後にもっともっと前へ進むための追い風になって 確かに僕の中に息づいて、今も守り導いてくれるんだ だから、今日も自分の魂に祈る どうか、どうか どんな時でも、自分を見失わないように 今、心をかきむしる激しい嵐の中でも、堂々と飛び込めますように 今の全てに、感謝できる人間でい続けられますように どうか、どうか 今の苦しみが、いつか誰かを支える力になれますように (「風の記憶」より)
どんだけ青天の霹靂やねんどんだけ青天の霹靂やねん
50代後半の年齢まで、将来を憂うこと無く静かに平和に生きてきた『母』が、この数年間に次々と家族を襲った『青天の霹靂』を、価値観も人生観も人間関係もが大きく変化する中で、息子達の名誉回復のために、膨大な日記やメール、手紙を紐解き、記録にまとめた本書。 『ペンは剣より強し』を証明したいとの強い動機による『母』の記録である。
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