著者 : 橘真児
郊外の団地に住む夏木靖史は、28歳の会社員。近所の飲み屋で親しい団地の住人たちと飲んでいると、話題は夫婦の性生活の悩みに。あれこれ悩みを聞かされるが、妻が家を出ていき別居中の靖史は、奥さんがいるだけマシだと愚痴る。すると、夜の生活に疲れていた住人のひとりから、「では、君が妻を抱いてくれ」と頼まれる。そして、彼の妻に夜這いをかけると、欲求不満が解消されて家庭円満に。さらに、その話を聞いた他の住人からも靖史に依頼がきて…!?旦那に代わって団地の奥さんに快感注入!乱倫の集合住宅エロス。
30歳を前に久々に会った同級生三人組が、高校時代の思い出話を始めた。仁志が、実は、高三で初体験をしたことを告白すると、彰も「実は俺も…」と。三人が同じ時期に同じように初体験をしていたことに驚く彼ら。さらに、各々の相手の特徴がどこか似通っている。そのことに気づいた彼らは、その「人妻」を探しはじめるが、驚きの結末が。書下し官能エンタメ!
映像プロダクションでADとして働く百太郎は、ある晩、疲れて寝ていると金縛りにあう。しかも下半身には何かが触れる感触がーなんと心霊番組のロケ先で女の霊を引き寄せてしまっていたのだ!女の霊が言うには百太郎は「絶対性感」の持ち主で、波長が合う女の霊は彼にムラムラせずにはいられなくなるらしい。女の霊に頼まれ、童貞の百太郎は上司の女ディレクター・洋子を家に呼びだした。すると霊は彼女に憑依!普段は勝気な洋子だが女性らしい恥じらいと色香を漂わせ…。欲求不満の霊たちが職場の女性や近所の人妻たちに憑依し、ヤリ残した欲望を解消させてゆくオカルティックエロス!?
老朽化したアパートを追い出されて下宿屋に住むことになった売れない芸人の修司。その日もライブですべり傷心で帰宅すると、亡夫の連れ娘と暮らしている大家の圭子が夕飯に誘ってくれた。さらに食後、お風呂まで勧めてくれる。久しぶりの湯船に浸かりゆっくりしていると、突然、短パン姿の圭子が…!?ムチムチ臀部と魅惑の豊満ボディを惜しみなく見せ、背中を流してあげると言いながら、いつしか巧みな愛撫とツボを知りつくしたサービスで修司をー。義母に悩みを抱える新人OL、隣室のグラビアアイドルたちとひとつ屋根の下で繰り広げられる、極上のラッキー・エロス!!
地方に住む女子生徒四人組は性的な興味あふれる年頃。ある日、その一人が発した言葉によって、誰ともなく互いの身体検査をしたり、一人は絶頂まで体験してしまった。さらに担任の男性教師を軽い罠にかけることに。彼を四人の「男性の肉体研究」の材料としてさまざまにいたずらし、好奇心を満たしていくがそれでも治まらず…。甘酸っぱい青春官能エンタメの傑作!
時は昭和58年、今宵もせんずりオールナイトの光村健一は19歳の浪人生。地方都市で燻る彼に初体験の好機が到来した。相手は美しき叔父の妻、佳江。だが、豊満なナマ体に導かれて絶頂へと駆け上る瞬間、驚淫の誤爆が健一を襲う。やがてどうにか大学生となるも、相変わらず慰めは「右手の恋人」だけ。バブルとは無縁の地味暮らしに焦りを募らせた健一は、可愛い彼女を求めて奮闘する。懐かしくも切ない書き下ろしエロス讃歌!!
大学卒業前に恋人をつくろうと奮闘する童貞の香介。入学したときから密かに思い続けていたラーメン好きの小池梨菜に近づけないか叔母の葉子に恋愛相談をすることに。しかし、アドバイスをくれる葉子はなぜか泥酔していた。しだいに悪酔いしてゆく葉子はいきなり香介に「どこまで大人になったのか見せなさい」と要求し、香介のモノを弄び、勃起させ、射精へと導く。彼の放つ白汁の香りと味に身体が疼き昂奮した葉子は…。じつは、彼の白汁は女性たちを欲情させる媚薬の性質を持つ伝説の“神の滴”だった。自身の白汁の性質を知った香介は、梨菜に近づくため、あることを思いつき…?
何の取り柄もないフリーターの正路は、高額報酬につられて潜在能力を高める薬の治験を引き受ける。薬の効果がでないと思っていた矢先、いきなり頭が冴え、バイト中に遭遇した強盗を見事撃退。すると、いつも正路の仕事ぶりをバカにしていた亜希子が、強盗から助けてくれたお礼にと女を教えてくれる展開に!?美女の身体を愛撫し、正路は童貞歴25年モノを押しこむも一度ではエレクトはおさまらない。薬の副作用を利用して憧れの女性たちとの淫らな実験がはじまる!!
三十路を目前に控えた君彦は、しがないサラリーマン。もう何年も恋人はおらず、寂しい毎日を送っていた。そんなある日、いつもの電車に詰め込まれ、鮨詰め状態の車内で周囲を観察すると、とある異変に気がついた。視線の先で苦悶の表情を浮かべる美女は、どうやら痴漢被害にあっているようでー。極太バイブを挿入した美人OL、自ら装着したローターのリモコンを車中放置する変態女子大生、痴漢討伐を理由に背後から股間をつかむ痴女に、欲求不満の美人妻まで…。満淫電車は今日も行く!
スカイツリーのお膝元にある下町銭湯「釜の湯」。富士山の壁絵もレトロな浴場を守る番台の老婆ーその正体は売れない喜劇役者、本庄昭信だった。実は釜の湯を切り盛りしてきた祖母が入院したため、祖母に化けて代わりを務める羽目になったのだ。いつバレるかとヒヤヒヤの昭信だったが、幼馴染みから欲求不満の人妻まで、夜ごと通う美女客たちが“男の煙突”を刺激する。書き下ろし長編爽快エロス。
研究所員として働く清史郎は、30歳を目前に恋人もおらず、将来への不安を抱いていた。仕事に追われ、眠れぬ日々を過ごしていたある日、マッサージ店に行くと、人妻・朝恵の腕の良さについ寝てしまう。しかし、いつの間にかあらぬところを揉みほぐされているようで…。終電で乗り合わせたOL、床屋の娘、美人歯科医と次から次へと寝ている間に誘惑が舞い込む。非社交的な同僚・紀香は淫夢に出てきてー?なぜか「可愛い」と言われる清史郎の魅惑の寝顔が彼女たちの心を揉みほぐす!?
枕の企画開発を手掛ける河内清志は29歳にして彼女なし。憂さ晴らしに飲み歩いていたとき、歓楽街で「膝枕屋しほり」なる妖しげな店を発見。こわごわ入ってみたところ、店長の志保里から目も眩むような快楽と癒しを与えられる。志保里の熟れた女体をなんとか枕に再現できないかと悩む清志に、美人上司や新人OLらが体を張って“淫らなヒント”を授ける。日刊ゲンダイで大反響を呼んだ膝枕エロス、堂々の文庫化!