著者 : 櫛野ゆい
情熱的な白銀の狼族長×花嫁として差し出された少年 期間限定の夫のはずなのに 狼の溺愛と発情に からめとられて、甘く咬まれて 手で触れた相手の心が読めるククリは、獣人族の若長ナバルに、花嫁という名目の人質として嫁ぐことに。 争いが絶えない草原の人族と森の獣人族の和平のための期間限定結婚で、形だけの仮の花嫁。 ククリは命と引きかえにしても彼の力で獣人族の情報を探るように命じられ、男なのに無理やり花嫁として差し出されてしまう。 婚礼に向かう途中で逃げ出したククリは、獰猛な熊に襲われる。 助けてくれたのは夫になるナバル……美しい白銀の狼獣人だった。 知性と獣の獰猛さが宿る金の瞳。 ナバルからは誇り高く高潔な魂と、自分と比べて小さく華奢なククリを大切に守りたいと願う想いが伝わってきて…!
「君とこの子を、この先もずっと俺に守らせてくれ」 政略結婚で白秋家の当主である白虎の獣人・高彪に嫁いで半年。 予知能力を持つ琥珀は高彪とラブラブで幸せな日々を送っていた。 ある日2人の前に不思議な男の子が現れる。 その子は人間姿の高彪にそっくりで、高彪を「ちちうえ」と呼んでいた…! 隠し子疑惑を否定する高彪を信じると決めた琥珀。 そんな中、琥珀のお腹に新たな命が宿っていることが分かる。 妊娠を喜びたい琥珀だったが、同時に自分が呪詛を受けて死ぬことを予知してしまい…! 「この人と愛し合えていることが幸せで、幸せでたまらないーー」 溺愛保証付きの白虎シリーズ第2弾 【人物紹介】 白秋琥珀/予知の力を持つ心優しき青年。高彪が大好き。 最近の楽しみは高彪の冬毛に包まれること。 白秋高彪/白虎の獣人で、堅物なエリート軍人。 妻の琥珀を一途に愛し続けている。
「お前を守りたい。だが、お前を愛しく思うたび、俺の中の竜がお前を求めて発情する」両親を殺され、敵に追われるセンチネルの王子ノイシュは、東の武人・雨月に助けられる。過敏な五感の刺激に苦しむノイシュに雨月が口付けると、柔らかな癒しに包まれた。雨月は唯一ノイシュの感覚の暴走を和らげ、守れる運命のガイド「薔薇の番」だったのだ。だが雨月は愛するほど黒い竜になる呪いにかかっていて…!「声も匂いも感触も、雨月さんは気持ちいい」溺愛センチネルバース!
◆突然、危険な仕事につくあなたの許嫁になったけれど、もう僕はあなたがいないと駄目なんです◆ 小さな薬屋の店主で、天涯孤独の千春は秘密の治癒能力を持っている。 ある日千春は怪我をした銀狼を助けて心を通わせた。 銀狼が森に帰って、またひとりぼっちになる千春。 そこへ華族の使いが訪れ、千春が華族の血をひいていると告げ、脅して、 腹違いの妹の代わりに霊獣の一族・狼谷の当主の許嫁として差し出す…! 霊獣の一族は男を嫁にして子をなすこともできる。 だが危険な諜報に従事する当主の恭一郎は、けっして無理強いせず、 怯える千春の心を救い、最初から千春を溺愛して…!? 「何があっても君を一人にしない。だから、結婚してほしい」 【登場人物】 神楽千春/天涯孤独の薬師。ある日華族の庶子だと分かる。 治癒能力があることを誰にも秘密にしている。 狼谷恭一郎/銀狼に変身する家系の当主で、危険な諜報に従事する軍人。 敵には容赦がないが、身内は絶対に信頼するし守る。
異世界に迷い込んだ陽翔と、竜人族最強の戦士ジーン。 <運命の対>として結ばれた二人はもうすぐ竜人族の王と王妃になる。 その前に会っておくべき人がいるーー現竜王に告げられた二人は、再びキャラバンの仲間たちと旅に出た。 だが突然の敵襲で、敵の術によりジーンは陽翔についての記憶を失ってしまう…! 陽翔を意識しつつ、人間である彼を番と認めようとしないジーン。 ジーンとの絆を信じ、側にいる陽翔。 そんな二人に、恋した相手に発情する赤い満月の夜が訪れる…!