著者 : 水野涼子
ライリーは15年前、姉を目の前で誘拐され、その罪悪感からFBIのプロファイラーとなって今も姉の行方を追い続けている。当時、シンギング・リヴァーという町でも酷似した事件が起きていて、記録を調べにやってきたライリーはシールズ隊員のセインと恋に落ちたが、仕事のために別離を余儀なくされていた。一年が経ち、セインからの連絡にライリーは再びシンギング・リヴァーに向かう。今度はセインの姉が誘拐されたのだという。調査を続けるうち、小さな町の抱える驚きの秘密が明らかになっていき…
国際秘密機関BLISSで武器製作を担当するジェーン。作り出す装置は変わったものータンポン型の追跡装置や収縮作用を持つコンドームーばかりだ。大学を卒業してから恋人のいないジェーンは、自分は欲求不満なのかと思い悩んでいた。ある日、隣人イーディの兄アベルがロンドンから訪ねてくるが、イーディの姿が見当たらない。その前日、イーディがタンポン型の追跡装置を持ち出したことに思い当たったジェーンは、早速追跡を開始するが…。素人スパイのジェーンが恋と仕事に奮闘するラブコメ!
マフィアのドンの息子で、無情なフィクサーとして知られるトロイ。そんな彼は、亡き父との約束に従って、地味で平凡で10歳も年下の娘スパロウを妻に選ぶ。スパロウにとっては、裏社会にさえ顔がきくと言われる男との結婚など晴天の霹靂だったが、父の恩人であるトロイの申し出を断ることはできなかった。夫とは口もきかない冷え切った新婚生活。だが、徐々にトロイの温かい面を知り、わだかまりも解けていく。いつか愛し合うようになり、スパロウは幸せを噛み締めるが、この結婚には裏があった…2016年Amazonインターナショナルベストセラー!究極の愛の物語!
母を突然の自殺によって亡くしたスヴェティ。ある日参列した結婚式で元刑事のサムと再会し、命を狙う脅迫状が何者かから届いていることを話してしまう。心配したサムと熱いキスをかわすが、その夜、家に戻ると誰かが侵入しているのに気づき、そのままサムのアパートメントに避難した。2年前、初めて会った瞬間に恋に落ちながら、男性経験の少なさから彼を避けてしまったスヴェティ。愛を交わし、初めての官能を知るが、母の自殺を巡る陰謀の影が忍びよっているとは知るよしもなく…
ショーナが4歳のとき、父親たちの取り決めにより伯爵の息子ブレイクと許婚同士となるが、その後父親が仲違いし、ショーナは伯爵家の悪口を聞きながら育った。彼女が24歳になったとき、国王の命でようやくブレイクが花嫁を迎えに来るが、結婚に夢を持てなくなっていたショーナは逃げ出す決心をする。まずは修道院に逃げ込み、つかまりそうになると飛び出した。追いかけっこが楽しくなったふたりは徐々に惹かれあうが、彼女の身にはある危険が迫っていて…