著者 : 玉兎
クリムトは生きていた。しかし戦いの中で片腕を失っていた。その腕を再生させるために光神教の教皇・ソフィアの下へと向かうソラたち。だが初対面にもかかわらずソラの脳裏にある記憶が蘇るーそれは過去の亡霊か、それとも鬼界の魔物か!?
「ソラ殿。どうか…クリムトを…助けては、いただけないでしょう、か…?」弟の救出をソラに嘆願するクライアだが向かうのは鬼人族の住処・鬼界。中山四兄弟が支配する不毛の荒野でソラたちの前に現れたのは?「-その瞬間、全身が総毛立った…」鬼人は敵か、それとも…新たな戦いの予感。
「私は殿方の精を飲んで育つ淫蕩の乙女」突如ルナマリアの前に現れた同源存在、人食い植物アルラウネ。ルナマリアのもう一つの本性を現した妖艶で淫靡な半身は、その裸身をソラの目の前にさらけ出して誘惑する。「マスター。どうか可愛がってくださいませ」同源存在を得たルナマリアは心装励起できるのか?
鬼ヶ島から戻ったソラを次々と襲う不思議な勢力、不死の王・シャラモン、そしてダークエルフの一団とそれを率いる美貌の剣士・ウィステリア聖王国と対立する組織「夜会」の目的とは?そしてそのリーダーの「始祖」とは何者なのか?謎と不穏に満ちた新たな敵を迎え撃て!
「私を見限った者と親しく語り合うなど虫唾が走る」5年ぶりに鬼ヶ島に帰郷したソラに御剣家臣下が仕掛けた非情の罠「滅鬼封神の掟のためならば、嘘も方便、殺しは武略。それが御剣家」ソラがその奸計をあざ笑ったとき突如巨大な勁が炸裂した。それは鬼ヶ島が地獄と化す序曲だった!!待望の新章スタート!凄まじい殲滅戦に生き残ったのは?
鬼ヶ島から派遣された最強の剣士ゴズ、クライア、クリムトの3人。鬼人のスズメを見つけ殺害を図るがその前に立ちはだかったのはソラ。幻想一刀流の使い手が火花を散らす!生き残るのははたしてどっちだ!?第1回アース・スターノベル大賞大賞受賞作!
「ソウルイーター」としてよみがえったソラは自分を裏切ったパーティの女子メンバーを罠にはめて自分の奴隷にしていく。次の狙いは美少女の神官・イリア。そのソラの前に恐るべき強敵が…。