著者 : 白水廉
いつの間にかチュートリアルおじさんとして人気者になっていた2いつの間にかチュートリアルおじさんとして人気者になっていた2
無事公式イベントの解説を務め上げたジーク。その影響もあってか彼のチュートリアルツアーはさらに人気になっていき、チュートリアルおじさんとして充実したVRMMOライフを送っていた。けれども現実の勇は未だにアラサーフリーターのまま。ゲームの世界が楽しくなればなるほど勇は将来の見えない今の生活への不安を募らせていく。だがそんなある日再びゲームの運営から連絡が入った。なんと運営は「チュートリアルおじさんを正式にスカウトしたい」と言ってきて…!?ぼっちおじさんのゲーマーほのぼの交流記、堂々完結!
異世界ショットバー しずく(1)異世界ショットバー しずく(1)
悩める異世界の住人を最高の一杯でもてなすーBAR“ドロップ”は今夜も営業中。バーテンダーの雫は、ある日突然店ごと異世界に飛ばされた。すぐには元の世界に戻れないと知った雫は、生活のためバーを始めることに。すると店には訳ありの住人が次々とやってきてー。力不足に悩む冒険者の少女、親友と喧嘩し荒ぶる男、田舎を捨てた獣人の娘、亡き夫の言葉を確かめにきた婦人…雫はそんな住人たちを自慢のお酒で癒していく。
いつの間にかチュートリアルおじさんとして人気者になっていた(1)いつの間にかチュートリアルおじさんとして人気者になっていた(1)
35歳フリーター多井田勇の唯一の生きがいはVRMMO。しかし最近はVRMMOにもリア充が蔓延り、ぼっちの彼はゲーム内ですら居場所を無くしてしまう。そんな勇が目を付けたのは新作タイトルのβテストだった。先にゲームをやり込み、正式稼働後にリア充初心者プレイヤーを狩って鬱憤を晴らそうと考えたのだ。そうして正式稼働初日にまんまと初心者プレイヤーを誘い出した勇だったが、あまりにもゲームのことを知らない彼に調子が狂い、逆に手取り足取りアドバイスしてしまう。そんなことを繰り返しているうち、勇はいつの間にか「チュートリアルおじさん」として皆から慕われるようになってしまいー!?
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