小説むすび | 著者 : 相野みちる

著者 : 相野みちる

危うい愛に囚われて危うい愛に囚われて

騙されない。言い訳は聞かない。俺は”善人”ではない。 道義も良心も俺のなかにはないが、闘ってきた……危険と孤独と恐怖と闘ってきたナセル。 ストリッパーのキーリンに出会ったとき…… テロリストの息子として生まれたナセル。 争いと恐怖に満ちた日々に疲れ、諜報員となって反テロ活動に携わったのち、すべてを捨てて渡ったアメリカの港町でストリッパーのキーリンに出会う。 一方のキーリンは、悪夢のような生家と継父から逃れ、ストリッパーとしてプライドを持って生きてきた。 出会った瞬間に惹かれ合い、孤独を埋め合わせるように体を重ねるふたり。 だが過去との訣別は決して容易ではなく……ダークでホットな世界を描く官能サスペンス! 原題:Honor 【 ダーク・ロマンスを描き続けるニューヨークタイムズ・ベストセラー作家に賞賛の声! 】 刺激的なローラーコースター・ロマンス。 個性的な登場人物と一気に燃える情熱。絶対に読むべき本!    ----------------J・ケナー(ベストセラー作家) キーリンは自分の欲しいもののために闘うし、愛するもののために命をも惜しまない。 かわいいだけの女性ではないが、美しい魂を持つ女性だ。    ----------------ブックスターレッツ(批評サイト) ◆ 著者について ジェイ・クラウンオーヴァー Jay Crownover コロラド州に生まれ、現在もコロラド州のロッキー山脈のふもとに愛犬たちと暮らす。 体にタトゥー、ワイルドな髪型というお気に入りのスタイルで、地元では冷たいビールと毎週火曜日の「タコスの日」を楽しんでいる。 自称音楽通で、大の本好き。 好きな作家はクリスティン・アシュリー、ジェニファー・L・アーマントラウト、スティーヴン・キング、ジェイムズ・パタースン、ノーラ・ロバーツ、ジョージ・オーウェルなど多岐にわたる。 ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー作家で、著作は何カ国語にも翻訳されている。

公爵と裸足のシンデレラ公爵と裸足のシンデレラ

見えない監獄のような暮らしの果てに、 裸足のまま放り出されたシンデレラ。 母亡き後、父に捨てられ、冷たく無情なおばと暮らすプルーデンス。 良縁を探してくれると言うおば夫婦に連れられ旅をしていたとき、 プルーデンスは一人部屋に泊まることになっていたはずが、 翌朝目覚めると、見知らぬ男性の部屋に横たわっていた。 姪が汚されたと叫ぶおばの声が、宿じゅうに響き渡る。 まるで身に覚えがないし、体も痛んでいないけれど……いったい、何が? 状況もわからず自室へ戻ると、彼女の荷物はおば夫婦と共に消えていた。 文字どおり着の身着のままで放り出されたプルーデンスは、 見かねて手をさしのべてきた例の見知らぬ男性を頼るほかなかったーー まさか彼が、旅人に身をやつした、第7代ハルステッド公爵とも知らず。 高貴な身分ながら訳あって人知れず巷を旅する公爵と、勝手のわからない土地で無一文になってしまった娘。おたがい一つのベッドにいた理由が謎のまま、気まずい思いをしつつも行動を共にして……。大人気作家A・バロウズが贈る、至福のリージェンシー・ロマンス!

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