著者 : 石塚久郎
疫病短編小説集(915;915)疫病短編小説集(915;915)
天然痘、コレラ、インフルエンザー突然襲いくる見えない恐怖。神罰論、環境説、帝国主義、性差別、戦争などと絡み合い、記憶と忘却の狭間で人類社会に大きな禍根を残してきた疫病を描き、コロナ・パンデミック後の世界を考える指針となる七編。
医療短編小説集(909;909)医療短編小説集(909;909)
「損なわれた医師」「医療と暴力」「看護」「患者」「女性医師」「最期」「災害」-七つの主題別に、生と死、理想と現実の狭間を描く一四編を収録。医療と文学を繋ぎ、医療をめぐる様々な問題に向き合う医療人文学の視点から編まれた初のアンソロジー。
病(やまい)短編小説集病(やまい)短編小説集
文学作品はこれまで病をどう語ってきたか。病は文学によってどのように意味づけされてきたのか。消耗病・結核、ハンセン病、梅毒、神経衰弱、不眠、鬱、癌、心臓病、皮膚病ーコナン・ドイル、フィッツジェラルド、レッシングら名だたる作家によって書かれた9つの病を主題とする14編。最も個人的な出来事の向こうに、時代が社会が、文化が立ち現れる。
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