著者 : 石田リンネ
神さまになりまして、 オヤスミなさいを言いました。(3)神さまになりまして、 オヤスミなさいを言いました。(3)
“神隠し事件”以降、自分は無理に『普通の人』でいなくてもいいのだと、時代の変化を受け入れる“守護”千鳥。だが帯刀が大学卒業後、正式に“守護代”になるつもりだと聞き、思わず反対してしまう。そこへ、那須で静養している先代さまから「百目鬼が現れた」との報せが。柏と帯刀を連れ那須へ向かった千鳥は再会を喜ぶが、懐かしい先代さまは優しさの中にもどこかよそよそしい様子で…?
神さまになりまして、ワガママを叶えました。(2)神さまになりまして、ワガママを叶えました。(2)
自分を支える“守護代”の面々と、関東の土地神“守護”としての道を歩みはじめた千鳥。最近の楽しみは新米守護代・帯刀の成長を見守ること!そこへ、京都で幼い子供が消える“神隠し事件”が起きているとの報せが。見た目から「京都立ち入り禁止」を言い渡された千鳥は、柏を代役にして神さま会議も欠席に。衝撃を受けながらも、代わりに「あちらの世界」のカラスが多数出没しているという浅草に出向くがーそこでも“神隠し”が発生して…!?
神さまになりまして、 ヒトの名前を捨てました。(1)神さまになりまして、 ヒトの名前を捨てました。(1)
現代日本。関東の“土地神”である千鳥(←四百歳越え)は、神さま歴一カ月半!忙しい人間生活をようやく引退した千鳥は「ご隠居と呼べ」と皆に要求しつつも、やっぱりなにか仕事ない…?とそわそわする毎日。ある日、頼りになる右腕の柏、現代っ子の帯刀と共に、月に一度の神さま会議に出向くが…先輩神さま方から「平氏の亡霊が蘇った」と厄介な仕事を押しつけられて!?土地の記憶に眠る『伝説の武器』を手に、彼らの戦いが始まるー!
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