著者 : 第616特別情報大隊
父はマフィアで母は魔女。お嬢様が大暴れ!「制服が可愛い。だから行きたい」の一言で、貴族専門の王立学園に入学したクラリッサは、誰もが恐れる大物マフィアの一人娘。すべてはお金と力。由緒正しき学園に、マフィアの論理で旋風を巻き起こすクラリッサに戸惑う同級生。だが気が付けば皆、その太陽のような笑顔と振る舞いに魅せられて…。友情炸裂、青春満開、笑いと涙の痛快学園ライフ!
破滅イベントまで残すところあと5年となったアストリッド。これまで様々な武器を開発してきた彼女は、魔女の教えを受けて新たな力を求める。それは神獣の使い魔。しかし、そのためには炎竜をも上回る力を持つ神獣を下して契約を結ばなければならない。まあ、我が120ミリライフル砲の敵じゃないけどね。そして敵といえば、将来戦うことになる帝国の戦力を知ることも必要だ。というわけでフリードリヒ、帝国軍の演習を見学させてよ!
マルーク王国に続き、シュトラウト公国を瞬く間に殲滅せしめた蟲の女王・グレビレア。彼女は、シュトラウト公国の湾岸部にちょっかいを出してくる賊に興味を示す。彼等の正体は、公国近海で略奪行為を行う女海賊・イザベルとその一味であった。海賊たちはアトランティカという共同体を成しており、その戦力は馬鹿にはできない。グレビレアはイザベルと結託し、海上戦力の強化をはかる。これは、すみやかに第三の目標であるフランツ教皇国に攻め入るための布石であったー。
乙女ゲーの「悪役令嬢」に転生してしまったアストリッドも早9歳。断罪されてバッドエンドを迎える運命の時まであと7年。転生前はミリタリ女子だった彼女はこれまでに自動拳銃、自動小銃、ショットガン、機関銃、グレネードランチャーと、様々な武器を製造してきた。だが、運命と対決するにはもっと大きな火力が必要だ。それに、もし国外脱出しなければならなくなったときに備えて資金も稼がなくちゃ。というわけで、冒険者ギルドの手伝い魔術師、始めます!!
西の雄、マルーク王国を瞬く間に殱滅、占拠したアラクネア。これを率いる女王・グレビレアは、諸国殱滅のためシュトラウト公国に狙いを定める。自軍から精鋭を引き連れ、山路を経て港湾都市マリーンに侵入するグレビレアたち。彼女らは国の特徴、地形などをこと細かに探るため、意図的に「冒険者ギルド」に登録をする。女王陛下は、日々、グリフォンやマンティコアなどの強獣を倒しながら、シュトラウト公国の首を掻き切る爪を研ぐー。
ミリタリ女子な主人公が転生したのは、前世でプレイしていた乙女ゲーの世界。それもヒロインではなく、世間一般でいう「悪役令嬢」として。ゲームでの悪役令嬢はどうあっても最後には破滅する運命だったが、彼女は考えた。破滅したくなければ、破滅させてくる奴らを滅ぼしてしまえばいいじゃない!未来の悪役令嬢たる4歳の転生幼女は、愛する現代兵器の再現・開発に着手する。バッドエンドな運命は火力で突破するのみ!!
とあるリアルタイム・ストラテジーゲームで、悪の属性である陣営「アラクネア」を好んで使用していた主人公の女子大生。ある日、自分がゲームの中にそっくりな異世界にいることに気付く。しかも身体は14歳程度に若返っていた。加えて、ゲームとはやや異なる部分があるものの、ゲームのプレイ内容と同じようにアラクネアを率いる立場にいた。配下の蟲たちは主人公を女王と称え「我らに勝利を」と冀求する。やがて主人公は熱に浮かされたように蹂躙虐殺を経て隣国に攻め入り、戦争を開始する。それこそ現実世界でゲームをプレイしていたようにー。