著者 : 篁ふみ
「この愛が嘘ではないことを──君の身体の奥まで深く刻みつけよう」 嘘と本当の想いが絡み合う執着×蕩ける溺愛ラブロマンス 次期王妃となるべく育てられた公爵令嬢・ロゼリア。 しかし、妃として選ばれたのは伯爵令嬢・ヒルデガルドだった。 その結果を受け、父から命じられたのは──ヒルデガルドに媚薬を盛り、王太子の筆頭護衛騎士・ロルフと一夜の過ちを犯すように仕向けること。 自身の矜持を守るためにも正しく潔白に生きたいロゼリアは、その計画を中止する──はずだったが。 様々な陰謀が絡み合い、ロゼリアがロルフの前で媚薬を飲んでしまう事態に! しかもロゼリアとロルフは、敵対する家門の生まれで、互いに嫌い合う間柄。 父の計画には反対といえども、家を守る立場でもあるロゼリアは、計画が露見しないよう嘘を吐くことを決意。 媚薬のことを誤魔化すため、彼に偽りの「好き」を伝えると──。 「俺も君のことが、ずっと好きだった」 何度も強く身体を求められながら、なぜかロルフに求婚されてしまい……!? 嘘と隠された想いが交錯する執着×蕩ける溺愛ロマンス!
大好きな幼馴染に約束をすっぽかされた結果、不幸にも魔物に襲われてしまったレイルは走馬灯で前世の記憶を思い出しーー自分が乙女ゲーム「セブンスリアクト」の攻略対象のファルクにトラウマを植え付けて死んだキャラである事を思い出した! 前世の記憶のお陰で後遺症を残しながらもなんとか窮地から生還したレイルは、自分が生き残ったせいでゲームが本来のシナリオと大きく変わってしまう事を危惧する。レイルは自身と国の平和の為にもこれ以上「セブンスリアクト」のシナリオの邪魔をしないようにひっそりと生きようと決意するが、レイルの傷に責任を感じたファルクがレイルに対して過保護になりすぎてて全然シナリオ通りに動いてくれない。セブンスリアクトの舞台の学校に通わないってどういうこと!? 振り回し振り回されながらレイルは無事、「セブンスリアクト」をハッピーエンドに導けるのかーー!
目覚めると何故か子犬になっていた俺。一方、元の身体は、眠ったままの俺に一目惚れしたという貴族・フェルディナントによって、彼の屋敷に運び込まれていた。人間の身体に戻るため、ペットショップを脱走した俺は、マッチョな騎士・アレックスに助けられ、彼に飼われることになり!? 鋭いアレックスに、ただの子犬ではないことを見破られ、何とか意思疎通を図るために文字を覚えようとするも、「チビ」と優しく呼ばれ、アレックスの大きな手で撫でられると、ついうっとりとしてしまい…?