著者 : 草乃葉オウル
赤いちび竜が相棒の冒険者である俺ーーユート・ドライグが次に向かうのは、生まれ故郷のピアザ村。義妹のリィナから借りた聖なる馬車で、ギルドの仲間と一緒に爆速里帰りだ! 家族団らんを楽しみにしていた俺を待っていたのは、両親が悪徳領主に誘拐されたという凶報だった!? すぐさま俺達は救出作戦を決行したのだが、最強の暗殺者や神器の使い手に行く手を阻まれてしまう……そんなピンチを救ってくれたのは、伝説の聖剣を手に駆けつけてくれたリィナだった。俺達兄妹で力を合わせて、愛する家族を救ってみせる!
赤いちび竜が相棒の冒険者である俺ーーユート・ドライグの新しい任務は超有名ギルドへの潜入捜査だ! 英雄ガルゴが支配するそのギルドには、新人冒険者潰しの疑いがかけられているんだ。蜘蛛の魔獣を操り、冒険者を再起不能に追い込んでいるらしい。囮として潜入した俺たちは、ガルゴの指揮のもと巨大な人喰い蜘蛛がひしめく樹林へと送り込まれた。四方八方から襲いくる蜘蛛をなぎ倒しながら進むと、前方に大きな花が咲き乱れる秘境を発見! 美しい景色に癒やされながらひと休み……と思っていたら、突然現れた変異蜘蛛のせいで仲間たちと離れ離れに!? ちび竜ロックが不在の中、敵意むき出しのガルゴまで現れて……頼れる相棒の力なくして、この窮地を脱せるのか!?
赤いちび竜が相棒の冒険者である俺ーーユート・ドライグが参加することになったのは、新人冒険者の登竜門である雪山レース。目指すは、伝説の冒険者が使った幻のルートからの最速踏破だ! そんなこんなでレース当日を迎えたんだが、いきなりトラブル続出!? 空から謎のお姫さまが降ってくるわ、ソリに乗ったら何故か遭難しかけるわで、本当に忙しすぎる! そして聖なる子やぎに導かれて、もふもふが溢れる楽園へ! いや、これって本当にただのレースなのか!? その上、雪山に住む部族のいざこざに巻き込まれて……でも、ちび竜ロックがいれば大丈夫! 仲間になったお姫様も天才発明家だし、簡単にはいかない冒険も、俺たちなら乗り越えてみせる!
俺ーーユート・ドライグは途方に暮れていた。上級冒険者ギルド『黒の雷霆』で雑用係をしていたのに、任務失敗の責任をなすりつけられ、まさかの解雇。しかも雑魚魔獣イワトカゲの卵が手切れ金代わりだって言うんだからやってられない……。そんなやさぐれモードな俺をよそに卵は無事に孵化。赤くて翼があって火を吐く健康なイワトカゲが誕生ーーいや、これトカゲじゃないぞ!? ドラゴンだ! 「ロック」と名付けたそのドラゴンは、人懐っこくて怪力で食いしん坊! 最強で最高な相棒と一緒に、俺は夢見ていた冒険者人生を走り出すーー!
超射程と新スキルで星降る迷宮を大冒険! 大人気VRMMORPG『Next Stage Online』--通称NSOを気ままにプレイする弓使いのキュージィ。 海弓術を取得後、突如始まったイベント・黄道十二迷宮の攻略を進めるキュージィだが、隠し迷宮のボス戦でレア装備が破損してしまう。 希少さゆえ、街中の施設では修復が不可能だと悟った彼は、凄腕職人が住むと噂される「霧深山脈」へ向かうことに。 しかし、濃霧と険しい崖、強力なモンスター達に予想外の苦戦を強いられ!? さらに、何とか山頂へ到着したキュージィに新情報が舞い込む。 それは装備を“進化”できるというもの。 残りの迷宮攻略に備えるべく、彼は進化素材を求めて雲海に潜む「雲霧玄武」という幻のモンスターの討伐へ赴くが……? 弓を極めたおじさんによるマイペースなゲーム日誌、秘めたる力が覚醒する第3弾! そして、謎に包まれた黄道十二迷宮のラスボスがついに明かされるーー。
弓おじさん、竜神の守護せし海底神殿の攻略へ! 現実にない楽しさを謳歌するマイペースなゲーム日誌、第2弾。 大人気VRMMORPG『Next Stage Online』--通称NSOを気ままにプレイする弓使いのキュージィ。 ある日、NSOのアップデートで実装された新システムを試すべく、彼はとある港町へ辿り着く。 そこで大勢のプレイヤーが海岸に打ち上げられている異様な光景に遭遇。事情を聴くも判然としないため、海に原因があると睨んだキュージィは海中へ向かう。 しかし、海中での慣れない戦闘と得意とする「射程」の制限により、雑魚モンスター相手に苦戦。 さらに突如として出現した強力な“蒼海竜”に全く歯が立たず!? 港町に戻り、対抗策を模索するキュージィだったが、情報収集を試みたところ「海弓術」という海中特化の弓術が存在すると判明! だが、習得には海にまつわる7つの奇特な試練をクリアする必要があり……? 弓を極めたおじさんによるマイペースなゲーム日誌(レポート)、蒼海の冒険を満喫する第2弾!
大人気VRMMORPG-『Next Stage Online』を始めた35歳のキュージィ。期待して職業選択に挑むが、適職が見つからない。実は現実の身体能力が反映されるこのゲーム。パーティーを組もうにも、衰えた身体では誰からも相手にされなかった。そんな彼に残された最後の職業は『弓使い』。現実でさえ扱いが難しく、突出した長所もない不遇職だった。最初は落ち込むが、固有ステータス「射程」に目を付けた彼は、とある戦法を思い付く。それは射程にステータスポイントを振り、超遠距離から攻撃するというもので!?さっそく実戦に臨むと、偶然にも弓との相性が抜群らしく難なくレベルアップ。さらに射程へ極振りし続けた結果、多彩なスキルとレア装備までも取得してしまい…?本人は快適なソロプレイを満喫しているつもりだが、新人らしからぬ活躍にゲーム内がにわかにざわつき始めー。弓を極めたおじさんによる自由気ままな快適ソロプレイ、開幕!