著者 : 菫乃薗ゑ
【書店員様のコメント続々!】 「時空の中にいる臨場感!第1巻から広がる世界に期待しかない」 (うさぎや矢板店 山田恵理子様) 「厚いと思っていた本のページが本当に足りない、もっと読みたい、この世界に浸っていたいです」 (マルサン書店サントムーン店 原田里子様) 「愛と憎しみが交錯する、罪深き血族者への断罪問題。そして、苦しみと葛藤に苛まされながらも、辿り着いた最終地点。振りかざされた決断に、言葉にできない切なさがこみ上げました。 読後の今も、悲痛な心の涙と共に、魂の昇華を願う、福音の光に包まれています。今作も、心を揺さぶられる至高の面白さでした!」 (紀伊國屋書店福岡本店 宗岡敦子様) *全てop.1〜op.3にお寄せいただいた感想です。 <あらすじ> 報恩特例法の名の下、方面騎士団が行う村への襲撃は凄惨を極め、理不尽な蹂躙に耐える村人達。ある日、カラムジン男爵領の村に一枚の紙が投げ入れられ、村人達は衝撃の事実を知るーー。 余りにも大きな怒りと憎悪、尽きせぬ悲しみと苦渋を抱え、とある決断を下した彼らの下に、二人の男が訪れる。オローネツ辺境伯爵の継嗣の臣下を名乗る男らは、自分達が村に投げ入れた告発文について、村長に話があるのだと言い……。 14 ルワンタン 囁きは熱く 15 ヴート 激情のままに 16 ブリュム 行く先は知らず 17 イリゼ かくも鮮やかなる
熱狂的ファンを生んだ長編群像劇 激震の第3巻! 天空から舞い降りし断罪者によって行われた、三箇所の方面騎士団本部への同日襲撃。フェオファーンの計画が順調に進む中、オローネツ辺境伯爵領の領主・エウレカ・オローネツは、深い苦悩に耐え続けていた。 固く心を閉ざしているかに見えたオローネツ辺境伯爵を、アントーシャは温かな言葉でそっと包み込む。そんな二人の姿を見た家令・イヴァーノは、主人に対し、墓場まで持っていくつもりだった重大な秘密を打ち明ける。 領民のため、自らの正義の道をひた歩くオローネツ辺境伯爵に投げかけられる、呪詛の言葉。 気高き地方領主が流す、唯一筋の雫の意味とはーー。 交錯する父と子の思い。 内に秘めたるは、愛か憎しみか。 10 パティメント 苦悩は始まりて 11 フェルヴィド 情熱は集う 12 ガストフォル 捧げるものは 13 ドゥレッツァ 峻厳なる道
熱狂的ファンを生んだ長編群像劇シリーズ、待望の第2巻! 「人殺しに正義はあるか」 大切な人を失い、悲しみに沈むアントーシャ。その心に寄り添うのは、オローネツ辺境伯爵を始めとするオローネツ城の者達だった。魔導の絆で結ばれた彼らは、ロジオン王国に対し革命の狼煙を上げる。 そんな中、オローネツ辺境伯爵の血を分けた唯一の息子、ファルーカの企てたとある計画が明らかになる。そして遂に表舞台に姿を現すフェオファーンはーー。 真実の先にあるのは、血の繋がりか、魂の絆か。 06 ブルレスカ 策略は巡りて 07 フェローチェ 猛々しき始まり 08 ベヘルツト 仕掛けは動く 09 デテルミネ 鉄の意志を以て
熱狂的ファンを生んだ長編ファンタジー小説が、大幅加筆修正を経てついに甦る!! “黄金の国”に立ち向かう魔術師は、救国の神か、それとも亡国の悪魔かーー 強大なる中央集権国家を維持するため、稀代の悪法を用いて繁栄を極めてきた「黄金の国」ロジオン王国が、今、ひそやかに変革の時を迎えようとしていた。 その引き金を引くのは、「才に乏しい」と評される一等魔術師・アントーシャ・リヒテル、そして、王国への 怒りが限界を突破している一部の地方領主たちだった。 黄金の国はその流れを堰き止めることができるのか。 一方、アントーシャたちが強大な王国を倒すために採ろうとしている前代未聞の手法とはーー。 【書店員さまより】 「中央集権国家が抱える闇。不穏な空気が漂いだす王国、そして近隣諸国。 それぞれの思惑が入り交じるなか大きな悲しみを乗り越えた大魔導士アントーシャはどうなっていくのでしょう。 次巻が楽しみになる多くの伏線が張られた見事な第1巻です。」(Booksジュピター 林様) 2020年発売の旧版に大幅な加筆修正を行い、新装版として発売! つよ丸氏の力強い装画にもご注目。 01 ロンド 人々は踊り始める 02 カルカンド 状況は加速する 03 リトゥス 儀式は止められず 04 アマーロ 悲しみは訪れる 05 ハイムリヒ 運命は囁く
王族 、貴族 、地方領主 、騎士 、魔術師 、市井の人々 、そして他国といった様々な存在の思惑と物語が絡み合う、長編群像劇『フェオファーン聖譚曲』シリーズ、待望の3巻! 発行:株式会社opsol book
稀代の悪法を用いて繁栄を極めたロジオン王国に対し、革命の狼煙を上げた、魔導師アントーシャ率いるフェオファーン。 彼らとロジオン王国の対立を軸に、様々な存在の思惑と物語が絡み合う長編群像劇シリーズ。発行:株式会社opsol book
発行:株式会社opsol book 「私には、この大王国の黄昏の鐘が聞こえるよ」 強大なる中央集権国家を維持するため、稀代の悪法を用いて繁栄を極めてきたロジオン王国が、今、ひそやかに、変革の時を迎えようとしていた。その引き金を引いたのは、魔術師団長のゲーナ・テルミンとその甥のアントーシャ・リヒテル、そして、王国への怒りが限界に達しつつある地方領主たちだった。 洗練を極めた王族、老練な政治家、忠義に生きる騎士たちは、その流れを堰き止めることができるのか。一方、アントーシャたちが強大な王国を倒すために採ろうとしている前代未聞の手法とはーー。 ソリッドファンタジー長編小説シリーズ。