東京の世紀末からアラビアの果て、地図なき光の迷路へ。そこでぼくを待っていたのは、街に渦まく戦争の噂、巨大な難民キャンプ、そして…。芥川賞作家が放つ力作長編小説。
引き裂かれたスニーカーを残して失踪した少女。謎の巨岩に出かけたまま行方を絶った女子大生…。少年は楽園の離島に事件を追う。根源の悪を問う長編。
ある日男は、“機関”から死刑執行人に任命された。現実と空想が渾然とした恐怖のサイコ・サスペンス。
芥川賞作家が放つ情報パニック小説。