著者 : 裕龍ながれ
やおろず 弐やおろず 弐
祖母の死をきっかけに八百万の神様たちが見えるようになってしまった女の子、澄香。 好き勝手し放題な彼らにもそろそろ慣れてはきたものの、おかしな神様たちはどんどん増え続け…。 電子レンジの神に変な招き猫に関羽…、何故か妖怪の河童まで!! そんな神様たちとの日常は、いつまでも続くものと思っていたが…。 「でこぼこな恋」で何かが変わる!?
やおろずやおろず
「ここはひとつ、逃避行と洒落込もうじゃないか」 祖母の死をきっかけに、八百万の神様たちが見えるようになってしまったごく普通の女の子、澄香。 それ以来、ワンルームでの気ままな一人暮らしは一変。 料理を作れば偏屈なかまどの神になじられて、トイレに行くと甘えん坊な便所の神に引き止められる。 おまけに道祖神やら、サラリーマン風の鬼やらひな人形の神やら、 呼んでもいないのに次から次へと珍客が現れて、バイト先ではちょっとおかしなオカルト青年とひと悶着…。 澄香の家を護ってくれるはずの家神は、なんだかいつもヤル気なしで
PREV1NEXT