著者 : 詰め木
名門貴族の次男ラビが手にしたのは、魔獣型ゴーレム生成のハズレスキルで、そのせいで学園の貴族科から平民科へと転落するも、そのハズレゴーレムが実は最強のチート性能を持っており、ラビは学園でも一目置かれる存在となっていた。そんな中、災害復興のクエストに挑んだラビたち。ゴーレムの能力で瞬く間に町を元通りにするのだが、町外れにボスレベルの強力なモンスターが現れてしまいー!
名門貴族の次男ラビが手にしたのは、忌み嫌われる魔獣型ゴーレムにも似た、見るからに弱そうなハズレゴーレム生成スキルだった。そのスキルのせいで学園の貴族科から平民科へ転落するも、ハズレゴーレムのチート性能で楽々レベルアップに成功!これで念願の貴族復帰も近づいたかと思いきや、貴族と平民のトラブルに巻き込まれてしまいー。
“フェルン領”を巡る戦争に終止符が打たれ、忙しなく過ごす夜光たちに皇国から御前会議の報せが届く。“傲慢”と名乗った人物の変死、次の宿主を求め消えた謎の指輪、そして滅びの獣の行方。様々な思惑が渦巻く皇都へ、夜光一行は誘われるー。
恐竜の暴走を止め、傭兵団として信用を得た夜光たちは、領主であるフェルン侯爵との謁見に臨む。フェルン侯は異世界の人間には不可能な伝説級に到達しており、彼の配下に滅びの魔獣“傲慢”を名乗る文官まで現れた。敵対的でもなく、継続的に情報が得られそうだと判断し、夜光たちはフェルン侯の味方として動くことに。やがて始まったフェルン領を巡る戦争で、新たな二人の伝説級プレイヤーと相まみえるー。
“大地喰らい”を倒し、未知の異世界と『アナザーアース』のつながりを確信した夜光。傭兵団を結成し、本格的に異世界の探索に乗り出す。しかし、仲間モンスターが実体を持ってしまったがゆえに、データ上では起こりえなかった“歪み”がマイフィールドで発生していた。夜光は『アナザーアース』内でも最高位階のモンスター“七曜神”と“七大魔王”を会議に呼び、マイフィールドをうまく管理してもらおうと頼み込む。そこで、想定外な条件を提示されてしまいー!?
MMORPG『アナザーアース』のプレイヤー“夜光”はモンスターが大好きで召喚術師を極め、伝説級の称号“万魔の主”を持つていた。MMORPGとしてのサービスが近いうちに終了することを知り、全てのモンスターを仲間にしようと奔走する。ついに最後の魔王を魔物図鑑に登録し休もうとしたところで意識をなくし、目を覚ますと、そこはゲームのアイテムや知識が流れ込んだ異世界とつながった『アナザーアース』のフィールドだったー。