著者 : 鈴木元子
成熟した短篇にみるベロー文学の真髄 生き生きした《笑い》と、いっぷう変わったユーモア、タッチの軽妙さで人間を描くノーベル文学賞作家ソール・ベローは、優れた肖像画家である。世俗的で宗教的な問いを読者に投げかける本書収録の10篇のうち、「セント・ローレンス川のほとりで」「銀の皿」「遠い親類たち」「ゼットランド」「足を口にくわえた彼」「覚えていてほしいこと」の6篇は本邦初訳! 創作の魔術師ベローの果てしない才能を味わってほしい。 == 【収録内容】 「ジャニス・ベローによる序文」(鈴木元子 訳) 「ジェイムズ・ウッドによる推薦の言葉」(上田雅美 訳) ----- 「セント・ローレンス川のほとりで」(林日佳理 訳) 「銀の皿」(渡邉克昭 訳) 「古い道ーーユダヤの血縁関係」(鈴木元子 訳) 「グリーン氏を探して」(池田肇子 訳) 「遠い親類たち」(本田安都子 訳) 「ゼットランドーー性格の証人による」(外山健二 訳) 「黄色い家を遺す」(大場昌子 訳) 「モズビーの思い出」(岩橋浩幸・鈴木元子 訳) 「足を口にくわえた彼」(鈴木元子・山内圭 訳) 「覚えていてほしいこと」(篠直樹 訳) ----- 「ソール・ベローによる短い付録アペンディクス」(井上亜紗 訳) 解説(鈴木元子) 【収録内容】 「ジャニス・ベローによる序文」(鈴木元子 訳) 「ジェイムズ・ウッドによる推薦の言葉」(上田雅美 訳) ----- 「セント・ローレンス川のほとりで」(林日佳理 訳) 「銀の皿」(渡邉克昭 訳) 「古い道ーーユダヤの血縁関係」(鈴木元子 訳) 「グリーン氏を探して」(池田肇子 訳) 「遠い親類たち」(本田安都子 訳) 「ゼットランドーー性格の証人による」(外山健二 訳) 「黄色い家を遺す」(大場昌子 訳) 「モズビーの思い出」(岩橋浩幸・鈴木元子 訳) 「足を口にくわえた彼」(鈴木元子・山内圭 訳) 「覚えていてほしいこと」(篠直樹 訳) ----- 「ソール・ベローによる短い付録アペンディクス」(井上亜紗 訳) 解説(鈴木元子)
ノーベル文学賞作家、 ソール・ベローの 最後の小説、ついに初訳刊行! 主人公チックは、 友人で、世界的に著名な学者ラヴェルスタインから、 回想録執筆を依頼されるのだが……。 記憶をたどるチックの問わず語りは果たして どこへ向かうのか。 シカゴ大学の同僚で親友だった アラン・ブルーム(ラヴェルスタインのモデル)の メモワールであるとともに、 記憶、ユダヤ性、そして死とはなにかを問う。