著者 : 関楠生
カイウスはばかだカイウスはばかだ
舞台は古代ローマの小さな学校。「カイウスはばがだ」と書字板に書かれた落書きが、思いもよらぬ事件を巻きおこし、生徒たちは探偵団をつくって、これに挑みます。-いつの時代も変わらない子どもたちの姿を楽しく、愉快に描いたドイツ児童文学の名作。
マリー・アントワネット(上)マリー・アントワネット(上)
フランス大革命に19年先立つ1770年、美しく愛らしいオーストリアの王女が、わずか14歳でフランス王太子に嫁いだ。待ち受ける運命の罠を知る筈もなく…。ヴェルサイユの薔薇と咲き誇り、奔放に王国に君臨したマリー・アントワネットをめぐる宮廷の陰謀、夫ルイ16世との秘話、数々のスキャンダル、真実の恋人フェルゼン伯の登場…。しかし王制打倒を叫ぶ革命の波は既にうち寄せていた。
マリー・アントワネット(下)マリー・アントワネット(下)
1789年7月14日、蜂起した市民はバスチーユ監獄を解放、ヴェルサイユに向けて行進をはじめた。そして、それは栄華をきわめたマリー・アントワネットの没落の始まりだった。フェルゼン伯や友人の、必死の救出作戦もむなしく…。わずか38歳で断頭台に散った悲劇の王妃の波瀾の生涯を受惜こめて描きながら、フランス大革命の光と影の真相に迫る、歴史伝記文学の巨匠の世界的な代表傑作。
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