著者 : 青木創
香港返還まで残り2年に迫った1995年、香港の犯罪組織はニューヨークへと活動の拠点を移そうとしていた。マフィアとのつながりを持つ刑事バークは、組織潜入のために香港からニューヨークへとやってきた。だが、ある日、彼は自身の過去を知る人物と出会い……
リーチャーが探す、激しく負傷した海兵隊士官と、同じく深い傷を負った陸軍の女性士官。帰国後、長期にわたってワイオミングで同居していたことが判明する。二人の記録はペンタゴンが秘匿している。中東の戦地で彼らを見舞った悲劇とは。アメリカ社会に寄生するダークサイドを相手に、アウトローが戦う!
陸軍士官学校の厳しい訓練をくぐりぬけた者のみに授与される貴重な卒業記念クラスリングが質屋で売られていた。リーチャーが、リングに刻まれた卒業年とイニシャルを手がかりに母校の謎を辿ると、歴史に翻弄される美人姉妹の影が。映画化で世界中にファンを獲得したアクション・サスペンスシリーズ、最高潮!
連邦警察官フォークは二十年ぶりに生まれ育った町へ帰ってきた。旧友のルークが自殺を遂げたと聞きつけたのだ。妻子を道連れに、なぜか赤ん坊を一人残してー。ルークの親から心中事件の真相究明を依頼されたフォークは、干魃にあえぐ灼熱の町で、自身の秘めた過去とも向き合うことに…。新人離れした文章力と卓越したストーリーテリングで世界中から絶賛されたオーストラリア・ミステリ。英国推理作家協会賞受賞作!
十三歳の愛娘ジュリーが何者かに連れ去られたあの日、アナの家庭は何もかもを失ってしまった。あれから八年。絶望的な日々を過ごしてきた一家の前に、突然女が現れる。それは消えたはずのジュリーだった!彼女は人身売買の被害に遭い、今ようやく逃げ出すことができたのだという。奇跡的な再会に戸惑いを覚える家族たち。そしてアナは疑惑を抱くーこの女は本当に私の娘なのだろうか?哀しみが胸を打つ傑作サスペンス。
「ルークは嘘をついた。きみも嘘をついた」意味深な手紙を受けとった連邦警察官フォークは二十年ぶりに故郷を訪れる。妻子を撃ち、自殺したとされる旧友ルークの葬儀に出るためだ。彼は手紙の送り主であるルークの両親から、息子の死の真相を突き止めてくれと頼まれる。生まれ育った町での捜査は、フォークの脳裏に苦い記憶を呼び起こしていく。かつて彼がここを離れる原因となった、ある事件の記憶を…。灼熱の太陽にあえぐ干魃の町で、人々が隠してきた過去と秘密が交錯する。オーストラリア発のフーダニット
元デルタフォース隊員のデイヴは、無差別テ ロで最愛の妻と息子を失った。絶望のどん底にある彼は、テロの後処理をめぐり、ある奇妙な事実に気づく。そして自らの手で敵に 鉄槌を下すため、闘うことを決意するが。
出版社の経営者であり、切手収集家としても有名なカーク。彼が外からエラリーと連れ立って帰ると、一人の男が全てが逆さになった密室状態の待合室で死んでいた。謎だらけの事件をエラリーが鮮やかに解決する
観客でごったがえすブロードウェイのローマ劇場で非常事態が発生。劇の進行中に、NYきっての悪徳弁護士と噂される人物が毒殺されたのだ。名探偵エラリー・クイーンの新たな一面が見られる決定的新訳!