著者 : 高遠弘美
トゥーサン版 ルバイヤートトゥーサン版 ルバイヤート
我らなど灰にすぎない風が来たれば消え去る灰に。生と死と運命の瞑想、薔薇と盃の愉楽ー全世界的な古典『ルバイヤート』の待望の新訳版。フランツ・トゥーサンによる大胆で流麗なフランス語散文訳版からの初めての邦訳。全170首を完訳、挿絵多数収録。
失われた時を求めて 6失われた時を求めて 6
ヴィルパリジ夫人のサロンに招かれた語り手は、ドレフュス事件や藝術の話に花を咲かせる社交界の人びとを目の当たりにする。一方、病気の祖母の容態はさらに悪化し、語り手一家は懸命に介護するのだが…。第三篇「ゲルマントのほう」(一)後半と、(二)前半を収録。
失われた時を求めて 4失われた時を求めて 4
前巻から2年後、「私」は避暑地バルベックで夏を過ごすことになる。個性的な人びととの交流、そして美しい少女たちとの出会い。光あふれるノルマンディの海辺で、「私」の恋は移ろう…。全篇の中でも、ひときわ華やかな印象を与える第二篇第二部「土地の名・土地」を収録。
失われた時を求めて(3(第2篇))失われた時を求めて(3(第2篇))
若者になった「私」はジルベルトへの恋心をつのらせ、彼女の態度に一喜一憂する…。19世紀末パリを舞台に、スワン家に出入りする「私」の心理とスワン家の人びとを緻密に描きつつ、藝術と社会に対する批評を鋭く展開した第二篇第一部「スワン夫人のまわりで」を収録。
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