小説むすび | 著者 : 高里ひろ

著者 : 高里ひろ

なにかが起こる夜になにかが起こる夜に

「 ダーティートーカー・ヒーローの女王 」 テッサ・ベイリーによる傑作ロマンス ! 大金を持って逃げてきた訳ありな女性の向かいの部屋には、市警警部補が── 『 危険な愛に煽られて 』で 〈 勝手にロマンス大賞 〉 で堂々の二部門( 「 コンテンポラリー部門 」 「 エロティック部門 」 ) 制覇のテッサ・ベイリーによる新シリーズ第一弾 ! ナッシュヴィル生まれのジンジャーは、ある日あばずれの母親の大金の入ったバッグを盗み、妹を連れてシカゴにやってきた。 が、引っ越し当日、向かいの住人であるシカゴ市警警部補のデレクに怒鳴られ、最悪の出会いをする。 だがデレクのほうは、セクシーで勝気なジンジャーにひと目で惹かれ、一気に彼女に迫る。 彼を通じて母親から姉妹の捜索願が出されているのを知ったジンジャーは持ち逃げした金がトラブルを生んでいるのではないかと考え、ナッシュヴィルに向かうが── 原題:Protecting What's His ◆ 著者について テッサ・ベイリー Tessa Bailey カリフォルニア州出身。高校の卒業式の翌日、卒業アルバム、破れたジーンズ、ノートパソコンを荷物に詰めて、車でアメリカを横断、ニューヨークに移住。 マンハッタンのバーでウエイトレスとして働きながら、キングズボロー・コミュニティー・カレッジとペース大学を卒業。2013年に本作品でロマンス作家としてデビュー。 以降、精力的に作品を発表。現在は夫と娘とともにニューヨークに在住。 なお日本での最初の作品となった『危険な愛に煽られて』は、ロマンスファンに人気のウェブサイト〈勝手にロマンス〉による「第六回勝手にロマンス大賞」において、 「コンテンポラリー部門」及び「エロティック部門」の二部門で大賞を獲得した。 ◆ 好評既刊 『 危険な愛に煽られて 』 ( 二見文庫 ロマンス・コレクション )

偶然仕掛け人偶然仕掛け人

あなたの“偶然"、ホンモノですか? 奇跡を操る者たちの、愛と友情、人生哲学を描きだす 指令に基づき、偶然の出来事が自然に引き起こされるよう暗躍する秘密の存在ーーそれが「偶然仕掛け人」。 新米偶然仕掛け人のガイは、同期生のエミリー、エリックと共に日々業務をこなしていた。しかし、ある日何とも困惑する指令が届く……。 もしもあの時の出会いが偶然じゃなかったら? もしも誰かが自分の人生を操っていたとしたら? そんな“もしも"を物語にした、人口870万人のイスラエルで4万部を飛ばした大ヒット作品。 「ぼくは運命と自由意志の問題に魅了されているんだ」--著者 「カルヴィーノやフィリップ・K・ディックを思わせる」--ジョナサン・キャロル(作家) 【著者略歴】 ヨアブ・ブルーム Yoav Blum 作家、ソフトウェア開発者。デビュー作である本書「 THE COINSIDENCE MAKERS 」は人口およそ870万人のイスラエルで4万部のベストセラーとなり、16ヵ国で版権が取得された。現在は妻、娘とともにイスラエルに暮らしている。(小説でもソースコードでも)何も書いていないときは、「大きくなったら何をしよう」と想像をふくらませている。 【訳者略歴】 高里 ひろ(たかさと・ひろ) 英米文学翻訳家。上智大学卒業。ジェイムズ・トンプソン『極夜 カーモス』『凍氷』『白の迷路』『血の極点』(集英社文庫)、スティーヴ・ロビンソン『或る家の秘密』(ハーパーBOOKS)、シェイン・クーン『インターンズ・ハンドブック』(扶桑社ミステリー)ほか多数。

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