著者 : H.F.セイント
透明人間の告白(上巻)透明人間の告白(上巻)
ウォール街の証券マン、ニックは、偶然巻き込まれた事故で突如“透明”になってしまった。透明になったら無限の自由が手に入ると思っているあなた、ちょっと待って下さい。透明な人生は決して楽ではありません。食事は?買物は?生活費は?でも見えても見えなくても、人は生きていかねばなりません。透明人間の苦難と哀しみの底から、不透明な現代が浮び上がってくる秀逸な作品。
透明人間の告白(下巻)透明人間の告白(下巻)
安全なねぐらを求めてニューヨークの街をさまようニックの背後から、彼を万能のスパイとして利用しようとする秘密情報機関の魔手が迫る。透明人間には、仕事をし、食事をし、自宅で寛ぐというごく当り前の生活も許されないのか?それどころか、恋人と目を見つめあうことさえ不可能なのだ。苛酷な現実を、創意工夫と旺盛なチャレンジ精神で克服していく、透明なヒーローに拍手を。
透明人間の告白透明人間の告白
ウォール街のエリート証券マンが、突然透明人間に!その瞬間、街は苛烈な試練とロマンに彩られた未知のジャングルに変わった-。待ちうける罠、忍びよる追跡者をかわし、現代ニューヨークでいかに生きるか。究極のサヴァイバル・ゲームの賽は投げられた!卓抜な発想で描く、新感覚のスーパー・エンタテインメント。
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