著者 : LINO
飼い猫のタマだけを心の支えに生きていたブラック企業の社畜、哲也。ある日帰宅すると、タマが巨大化していた!? 言われるままに最寄りのダンジョンへ連れて行けば、ボスまで簡単に討伐。飼い主を乗せて高速移動したり、ゴロゴロがバフ&治癒能力を持っていたりと、何やらスーパーパワーに目覚めているようでーー? 美少女配信者を助けてバズったり、攻略配信が大人気になったりと、可愛くて最強なうちの飼い猫に世間が大注目!!
オリエスタ魔法史博物館。過去と未来が、人間と妖精が交差する。メリーアンが不思議な博物館で働き始めてひと月が経ち、夜間警備員の試用期間も終わろうとしていた。「私、これからもここで働きたい!」決意を固める中、展示室から妖精が盗み出されてしまいー!?「最後までこの博物館を守るって、決めたから」国家転覆の危機に立ち向かったのは、博物館の少女だった。今宵も、奇妙な博物館での“仕事”が幕を開けるー!
勇者と相棒の竜により拓かれた国、ウィズレイン。国王クロスと男爵令嬢エルナとして再会した二人は惹かれ合い、婚約者となった。前世とは違う関係に戸惑いつつも着実に距離を縮めていくー。そんな折、市井で竜が転生し王城にいると噂されていることを知る。気にしていないエルナだったが、噂を聞いたのか隣国から使者までやってきてしまい…!?
婚約破棄された貴族令嬢メリーアンは家を逃げ出し、辿り着いた先の奇妙な博物館で働くことに。任されたのは、妖精の展示室の夜間警備員。ところがこの博物館、真夜中になると不思議な力で展示物が動き出す上、妖精に気に入られたメリーアンは希少な魔法が使えるようになってしまう!「この博物館を守っておくれ」「あんたにしかできない仕事なんだ」常識外れの力を発揮するメリーアンの活躍は、とどまるところを知らず…!?一方、元婚約者の家では、メリーアンがいなくなったことで様々な人々が後悔していたー。魔法あふれる夜の博物館で規格外なセカンドライフ、スタート!
勇者と相棒の竜により拓かれた国ウィズレイン。男爵家の養子であるエルナは義姉に虐げられる生活の中で、竜として生きた前世の記憶を思い出す。初代国王である勇者を背に乗って飛び回ったそんな記憶。しかし、今世は人間。“人生”を楽しもうと考えていた。そんな矢先、国王として生まれ変わった勇者と再会しー?
使えないスキル持ちだったせいで家を追い出され、竜の生贅に選ばれてしまったフランチェスカ。しかし土壇場で前世の記憶を思い出しスキルが開花!それは、地球からグルメを召喚する『お取り寄せ』のスキルだった!竜が棲む島へ向かった彼女はさっそく餌付けを開始する。腹ぺこ竜には低温熟成黒毛和牛のローストビーフを献上し、サラマンダーの炎で一緒にロースハム&チーズのホットサンドを作ってキャンプ気分!美味しい島暮らしが始まる!