著者 : R.D.ツィマーマン
赤ん坊が消えた赤ん坊が消えた
元テレビ・リポーターのトッド・ミルズは、学生時代の恋人ジャニスと共に奇怪な事件に巻き込まれた。彼女が預かっていた赤ん坊が二人の目の前で、何者かに連れ去られたのだ。彼女はその赤ん坊を息子から密かに預かっていた。トッドは追跡を始めるが、やがて彼の過去の意外な真実が浮かび上がってくる…サスペンス溢れるアメリカ探偵作家クラブ賞候補作。
あの夜が知っているあの夜が知っている
ぼくが命を狙われはじめたのは、あの夜の記憶を取り戻してからだった。三十年前、空襲激しいベルリンで、ぼくは母が殺される現場を目撃していたのだ。が、犯人の顔がどうしても思い出せない。命を狙われるのは、あの夜の出来事が原因なのか?精神分析医の催眠療法で十歳の自分に戻ったぼくは、悪夢の渦巻く記憶の中へと踏み出すー。異色の心理サスペンス。
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