著者 : lack
高校生ユウの趣味はゲームだ。自分のプレイヤースキルを試せるPvPが特に好きで、それを配信しリスナーと共有する日々を楽しんでいた。そんなある日。クラスメイトのダイが漏らしたのは、ゲーム『ELDEN RING』初心者特有の悩み。思わずアドバイスを返してしまい、ダイと一緒にプレイすることになる。この手のゲームは初心者だというダイは、驚き、喜び、ムキになったりと全身でゲームに熱中していて、ユウも気づけばダイとのゲームを楽しみにするようになっていた。しかし同じように楽しんでいたはずのゲーム配信ではリスナーと微妙な空気になってしまいーー。オンラインと現実の狭間で揺れ動く高校生のゲームライフストーリー。
慣れない営業職についてしまった相田航。上手くいかない日々の唯一の楽しみは様々なゲームで遊ぶことだった。他プレイヤーとは交流などはせず一人で攻略情報や考察を読んでは世界観に浸ることが癒しとなっていた。しかし、職場の昼休憩で現在熱中しているゲームの攻略サイトを見ていたのを先輩・鹿島黎人にバレてしまった。咎められると思いきや、何故か黎人にゲーム『ELDEN RING』の攻略方法を教えることに!?この出会いが航の仕事と人生を変えていくー。ゲーム×お仕事エンタテイメントノベル!
「ゴブリンスレイヤー」の10年前を描く外伝第2弾。これは、蝸牛くもの描く、灰と青春の物語。
「-強いか弱いかしか興味ないヤツって、たぶんもう、冒険者じゃないよね」怪物と成り果てた「初心者狩り」を打倒した君の一党はさらなる迷宮の深淵に挑む。そこには、未知の怪物との邂逅と、ある一党との出会いがあったー。女司教と因縁のある一党と、彼女を賭け、迷宮探険競技をすることになった君は、暗黒領域へと一党とともに挑む。「小鬼になぞ、関わっている暇はないのです!何故ならわたくしが…わたくしたちが、世界を救うのですから!」「ゴブリンスレイヤー」の10年前を描く外伝第2弾。これは、蝸牛くもの描く、灰と青春の物語。
神に近い知能を持つ賢蒼竜のイリオスは、人里離れた岩山で静かに暮らしていたが、捨てられた人間の子供を拾って育てることにした。レクシアと名付けられたその女の子はすくすくと成長したが、イリオスはレクシアが普通の人間では持ちえない能力を有していることに気が付いていた。ある日レクシアは、かつて世界を危機に陥れた邪竜が、再び世界を滅ぼさんとしていることを知る。レクシアは世界と、自身の家族を守るために戦いの旅に出ることを決意する。「大切なものを守るためなら、私だって、戦えるよ」。こうしてレクシアは、己の大切なものを守るため、蒼竜の騎士となるべく、生まれ故郷を後にするのだった。
弱肉強食、毎日が世紀末な魔界にオーガ族として転生した元日本人、ゴーラン。 本来は肉の壁としてしか使われない脳筋種族ながら、転生前の記憶を持つゴーランは周囲に「知略に長けたオーガ族だ」と一目置かれ、小魔王メルヴィスの国で次第に成り上がりつつある。 そんな折、気まぐれで掴みどころのないヴァンパイア族の軍団長・ネヒョルがメルヴィスの支配の系譜から姿を消した。実力者の突然の離反である。混乱に陥るゴーランやファルネーゼ将軍らに、三百年まえの厄災を語り始めたのは、魔王トラルザードの国の使いとして来ていたメラルダ将軍だった。かつて周辺国で暴虐の限りを尽くし、数多の町を滅ぼした集団『ワイルドハント』の頭目も、ネヒョルという名であったというのだーー 消えたネヒョルの狙いは何なのか。メルヴィスの国を併呑せんと次々攻め込む周辺国への対応策はーー取り組むべき問題が山積しているというのに、オーガ族の村には伝染病の兆しまで現れーー!? 鬼の身体に知性と戦闘狂の魂を宿した戦士・ゴーランの骨太魔界戦記、勢い止まらぬ第2巻登場!
興信所で働く志遠は、掃除中に一匹の蜘蛛を見つけて外へ逃がした。 それを見ていたと言う少女に連れられ、酒処『地獄の沙汰』を訪れた。 そこはなんと、見た目小学生の閻魔と部下の鬼たちが営む居酒屋だった!? 閻魔たちは地獄行きしそうな人たちの心を料理とお酒で癒し更生させていくーー。 閻魔たちによる世直しストーリー! プロローグ 第一章 地獄の沙汰も悪行次第 第二章 わたくし、善人に興味はないのです 第三章 謎解きの前にお酒を一杯 第四章 『悪人』の正体 第五章 示せ。たったひと筋の救いの道 エピローグ
元日本人の青年が、オーガ族として魔界に転生した。その名をゴーラン。 魔界は現在、あちこちで戦争が勃発し、下克上上等の大戦国時代を迎えていた。加えて、魔界の住民は脳筋な奴らばかりで、特に謙遜を重んじる日本人には生きにくい世界だ。なにしろ、魔界の住民ときたら半歩下がると2歩踏み込んでくるやつらしかいない。 ゴーランは転生前の境遇により多くの武術を習っていた。さらに、武術以外にも多くの習い事をしていたので、カオスな魔界でもゴーランは単なる脳筋には遅れを取らず、かつ常に理知的であり、論理的思考と行動を実践できた。下克上(決闘)を申し込まれても並みのやつらなら負けることはない。 魔界の軍団長・ネヒョルはそんなゴーランに一目置き、要職に就かせる。軽いノリで就かされた部隊長の座だったが、それはゴーランにとって長い長い「下克上ライフ」の始まりに過ぎなかった。 オーガとして魔界に転生した現代日本人が、己の頭脳と腕っぷしで出世街道を驀進する、少年マンガ的激アツ下剋上物語!
ー始まりが何であったのか、もはや知る者はいない。いずれにせよ“死”が大陸中へと溢れ出した。ゆえに時の王が御触れを出す。“死”の源を突き止め、これを封じよ。“死の迷宮”。死神の顎そのものである奈落の淵へ人々は集い、いつしか城塞都市が生まれた。冒険者たちはここで仲間を募り、迷宮へ挑み、戦い、財貨を得、時として死ぬ。君は冒険者だ。悪名高き“死の迷宮”の噂を聞きつけ、その最深部へ挑むべく、この城塞都市を訪れた。