小説むすび | 新訳 紅楼夢 第7冊 第101〜120回

新訳 紅楼夢 第7冊 第101〜120回

新訳 紅楼夢 第7冊 第101〜120回

出版社

岩波書店

発売日

2014年3月25日 発売

ジャンル

本冊の読みどころ
 本冊のおもな登場人物
 主要登場人物系図

第一百一回
  大観園に 月夜 幽魂に感じ
  散花寺に 神籤 異兆に驚く

第一百二回
  寧国府 骨肉 災祲を病み
  大観園 符水 妖孽を駆る

第一百三回
  毒計を施して 金桂 自ら身を焚き
  真禅に昧くして 雨村 空しく旧に遇う

第一百四回
  酔金剛 小鰍は大浪を生じ
  痴公子 余痛は前情に触る

第一百五回
  錦衣軍 寧国府を査抄し
  驄馬使 平安州を弾劾す

第一百六回
  王熙鳳 禍を致して羞慚を抱き
  賈太君 天に禱りて禍患を消す

第一百七回
  余資を散じて 賈母 大義を明らかにし
  世職を復して 政老 天恩に沐す

第一百八回
  強いて歓笑して 蘅蕪 生辰を慶び
  死して纏綿たり 瀟湘 鬼哭を聞く

第一百九回
  芳魂を候ちて 五児 錯愛を承け
  孽債を還して 迎女 真元に返る

第一百十回
  史太君 寿終わりて 地府に帰り
  王鳳姐 力詘きて 人心を失う

第一百十一回
  鴛鴦の女 主に殉じて 太虚に登り
  狗彘の奴 天を欺きて 伙盗を招く

第一百十二回
  冤孽に活きて 妙尼 大劫に遭い
  讐仇に死して 趙妾 冥曹に赴く

第一百十三回
  宿冤を懺いて 鳳姐 村嫗に托し
  旧憾を釈きて 情婢 痴郎に感ず

第一百十四回
  王熙鳳 幻を歴て 金陵に返り
  甄応嘉 恩を蒙りて 玉闕に還る

第一百十五回
  偏私に惑いて 惜春 素志を矢い
  同類を証して 宝玉 相知を失う

第一百十六回
  通霊を得て 幻境に仙縁を悟り
  慈柩を送りて 故郷に孝道を全うす

第一百十七回
  超凡を阻んで 佳人 双り玉を護り
  聚党を欣んで 悪子 独り家を承く

第一百十八回
  微嫌を記して 舅兄 弱女を欺り
  謎語に驚きて 妻妾 痴人を諫む

第一百十九回
  郷魁に中りて 宝玉 塵縁を却け
  皇恩に沐して 賈家 世沢を延ぶ

第一百二十回
  甄士隠 太虚の情を詳説し
  賈雨村 紅楼の夢を帰結す

 訳者あとがき

関連小説

新訳 紅楼夢 第2冊 第17〜31回新訳 紅楼夢 第2冊 第17〜31回

今や皇帝の貴妃となっ元春の里帰りのために、贅の限りを尽くして造営された「大観園」。豪奢の限りを尽くしたこの園に宝玉と少女たちはやがて移り住むが、華やかで幸福な日々の中、なぜか少女たちは悲惨な未来を暗示する謎々を作る──。繊細な美少女・林黛玉の魅力も遺憾なく発揮される、注目の第2冊!  本冊の読みどころ  本冊のおもな登場人物  主要登場人物系図 第十七・十八回   大観園に才を試みて対額を題し   栄国府に帰省して元宵を慶ぐ 第十九回   情は切切として 良ろしき宵に花は語を解し   意は綿綿として 静かなる日に玉は香を生ず 第二十回   王熙鳳 正言もて妬意を弾き   林黛玉 俏語もて嬌音を謔う 第二十一回   賢き襲人 嬌嗔もて宝玉を箴め   俏き平児 軟語もて賈レンを救う 第二十二回   曲文を聴きて宝玉 禅機を悟り   灯謎を製りて賈政 讖語を悲しむ 第二十三回   西廂記の妙詞 戯語に通じ   牡丹亭の艶曲 芳心を警む 第二十四回   酔金剛 財を軽んじて義俠を尚び   痴女児 帕を遺れて相思を惹く 第二十五回   魘魔の法 姉弟 五鬼に逢い   紅楼の夢 通霊 双真に遇う 第二十六回   蜂腰橋に 言を設けて 心事を伝え   瀟湘館に 春に困しみて 幽情を発す 第二十七回   滴翠亭に 楊妃 彩蝶に戯れ   埋香塚に 飛燕 残紅に泣く 第二十八回   蔣玉菡 情もて茜香の羅を贈り   薛宝釵 羞じて紅麝の串を籠む 第二十九回   享福の人 福深きに還た福を禱り   痴神の女 情重きに兪いよ情を斟む 第三十回   宝釵 扇を借りて 機は双敲を帯び   齢官 薔を劃して 痴は局外に及ぶ 第三十一回   扇子を撕きて 千金一笑を作し   麒麟に因りて 白首双星を伏す 2013/10/25 発売

新訳 紅楼夢 第6冊 第81〜100回新訳 紅楼夢 第6冊 第81〜100回

本冊の読みどころ  本冊のおもな登場人物  主要登場人物系図 第八十一回   旺相を占いて 四美 游魚を釣り   厳詞を奉じて 両番 家塾に入る 第八十二回   老学究の講義 頑心を警め   病める瀟湘の痴魂 悪夢に驚く 第八十三回   宮闈に省して 賈元妃 恙に染まり   閨閫を鬧がせて 薛宝釵 声を呑む 第八十四回   文字を試して 宝玉 始めて親を提し   驚風を探ねて 賈環 重ねて怨を結ぶ 第八十五回   賈存周 報ぜられて郎中の任に昇り   薛文起 復た放流の刑を惹く 第八十六回   私賄を受けて 老官 案牘を翻し   閑情を寄せて 淑女 琴書を解く 第八十七回   秋の深きに感じ 琴を撫して往事を悲しみ   禅寂に坐し 火を走らせて邪魔入る 第八十八回   庭歓を博さんとして 宝玉 孤児を賛え   家法を正さんとして 賈珍 悍僕を鞭うつ 第八十九回   人亡く物在り 公子 詞を塡し   蛇影杯弓 顰卿 粒を絶つ 第九十回   綿衣を失いて 貧女 嗷嘈に耐え   果品を送りて 小郎 叵測に驚く 第九十一回   淫心を縦にして 宝蟾 工に計を設け   疑陣を布きて 宝玉 妄りに禅を談ず 第九十二回   女伝を評して 巧姐 賢良を慕い   母珠を玩びて 賈政 聚散を参る 第九十三回   甄家の僕 賈家の門に投靠り   水月庵に 風月の案を掀翻く 第九十四回   海棠に宴して 賈母 花妖を賞で   宝玉を失いて 通霊 奇禍を知る 第九十五回   訛に因りて実を成し 元妃 薨逝し   仮を以て真に混じ 宝玉 瘋癲となる 第九十六回   消息を瞞して 鳳姐 奇謀を設け   機関を泄らして 顰児 本性を迷わす 第九十七回   林黛玉 稿を焚きて痴情を断ち   薛宝釵 閨を出でて大礼を成す 第九十八回   苦しき絳珠 魂は離恨の天に帰り   病める神瑛 涙は相思の地に洒ぐ 第九十九回   官箴を守りて 悪奴 同に例を破り   邸報を閲して 老舅 自ら驚きを担う 第一百回   好事を破りて 香菱 深恨を結び   遠嫁を悲しみて 宝玉 離情に感ず 2014/02/25 発売

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP