小説むすび | 祭の夜

祭の夜

祭の夜

裏切りと復讐、自殺と自由、不条理な争い、暴力、弾圧ー。均斉のとれた構造のうちに複雑な内容が秘められた、パヴェーゼ文学の原質をなす“詩物語”全10篇。当時エイナウディ社で働いていたカルヴィーノが遺稿から編み上げた生前未発表の短篇集で、いずれの作品も詩的想像力に満ち溢れ、完成度がきわめて高い。1953年刊。

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