花月秘拳行
みちのくへ旅立った西行法師の真の目的は、「暗花十二拳」の謎にいどむことだった。西行こそは、秘伝「明月五拳」の極意を体得した至上の拳法家だったのだ。雷拳、風拳、鬼拳…次々と現れる暗花十二拳との死闘の果てにたどりついたのは、和歌地獄、そして闇王!大型新人が放つ超迫力のデビュー快作。
関連小説
花月秘拳行(2)花月秘拳行(2)
「暗花十二拳」の謎にいどんだ「明月五拳」の使い手西行法師は、和歌地獄を脱出し、みちのく平泉で強敵闇王を倒した。だが西行はなおも北上、出羽三山から津軽をめざす。そこは闇の神社が星型に配され、黒帝と呼ばれる奥州の真の支配者を復活させようとしていた。息もつかせぬ死闘が迫力の歴史アクション第2弾。 1989/12/01 発売