小説むすび | 30代作家が選ぶ太宰治

30代作家が選ぶ太宰治

30代作家が選ぶ太宰治

「ときどき何だか恋しくなって、うっかりページをひらいてしまう」(朝吹真理子選「親友交歓」)、
「悲嘆にくれながら笑い、怒りながらおどける。背反を抱え、そのまま抱きしめ続ける人」(滝口悠生選「葉」)、
「儚くて、かわいくて、切実で」(西加奈子選「皮膚と心」)--
三十八歳で歿した太宰の短篇を、七人の現代作家が同世代の眼で選んだ作品選。
新樹の言葉  青木淳悟・選
親友交歓  朝吹真理子・選
トカトントン  佐藤友哉・選
葉  滝口悠生・選
駈込み訴え  津村記久子・選
皮膚と心  西 加奈子・選
おさん  村田沙耶香・選
太宰治年譜
選者略歴

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